全くの知識ゼロ、経験ゼロの素人がクラウドワークスでWebライターに挑戦しました!

1.はじめに

知識ゼロ、経験ゼロの史郎がWebライターに挑戦しました。ここではクラウドワークスを利用して素人であっても仕事を受注し、完遂出来るかを紹介します。クラウドワークスやWebライターに興味のある方は是非ご覧ください。素人が身をもって経験した感想をお伝えします。

2.クラウドワークスとは

副業についてインターネットで調べたときに必ず出てくるワード「クラウドワークス」。こちらについてご存じでしょうか。簡単に説明します。

クラウドワークスとは仕事を依頼したい人または企業と仕事を受けたい人をマッチングするためのクラウドソーシング型サービスです。本業はもちろん、その手軽さから副業で利用されている方も多く、いまやインターネットで仕事を依頼、受注するならココ!といってもよいでしょう。登録すればすぐに仕事を依頼、受注することができます。ひと昔であれば仕事を依頼するにも受注するにも電話やメールあとは人のつてを使って営業をかけたものです。

しかしクラウドワークスをはじめこうしたマッチングサービスが登場したことによりそれらは一変しました。仕事を依頼したい、仕事を受けたいと思っている人、企業は多々あります。

しかし実際に依頼するにはどこの誰に頼むのか、またその相手は本当に信頼できるのかなどさまざまな問題がありました。しかしこうしたサービスの登場によりそうした問題は解消され、結果多くの人々が仕事をできる機会に恵まれたのです。

3.なぜクラウドワークスなのか

クラウドソーシング型のサービスはクラウドワークス以外にも複数存在します。その中でも私が今回クラウドワークスをなぜ選んだのかを説明します。

簡単にいってしまえば知名度です。クラウドソーシングといえばクラウドワークスとLancersの2社がまずはあげられるのではないでしょうか。私が副業に挑戦しようと思った際に真っ先に登録したのがこの2社となります。そしてなぜクラウドワークスを利用することに至ったのかといいますと、ずばり仕事の受注がしやすいこと、もっと言ってしまえば仕事が見つけやすいことにです。

仕事を依頼するにも、受注するにもそれぞれ「こうしてほしい」といった条件が存在します。依頼する側であれば納期、スキル、経験がよくあげられますね。一方の受注側ではスキル、報酬額が重要視されるのではないでしょうか。こうした双方の条件がマッチすることではじめて仕事が依頼、受注されるのです。そこで重要なのが、それぞれの条件をいかにマッチさせるかです。クラウドワークス、 Lancersでは依頼者、受注者があらかじめ条件を登録し、双方がその条件をもとに相手を検索できる仕組みとなっています。

今回は受注者視点について解説します。この検索において、私のような素人が仕事を受ける場合まず気にする条件は”初心者でも仕事を依頼してもらえるか”です。この際重要となるのが検索条件にて「未経験可」という項目があることです。これにチェックを入れるだけで各段に仕事内容のハードルが低くなります。依頼側も初心者が受ける前提であれば相応の対応(当然報酬はあまり望めませんが)をしていただけます。また受注側としても堂々と初心者ですが頑張ります!という姿勢で臨めるのです。もちろん仕事である以上、初心者だろうとミスや手抜きは許されませんが、依頼側が少なくとも初心者であることを納得してもらっているだけで随分と肩の力を抜いて仕事ができるようになります。

残念ながら Lancersにはこの検索条件が存在せず、気になる仕事内容を1件ずつ確認または依頼者へ確認する必要があり、結果的に Lancersを使用するに至りませんでした。

よって、わたしは今回 クラウドソーシング を選んだのです。

マッチングサイトにおける検索条件がいかに重要であるかは仕事を続けるうちにいやでもわかってきますね。

4.Webライターを選んだ理由

わたしがなぜWebライターを選んだのでしょうか。ズバリ、素人でも出来ると考えたからです。いやいやWebライターなんてスキルや経験がいる職業でしょう!と思っているあなた、それは正解でもあり不正解でもあります。当然、一流のライターともなればスキルも経験もしっかりもっている人たちとなります。しかしWebライターというのは非常にあいまいなもので、極端なことを言ってしまえば、TwitterでつぶやくだけでWebライターと名乗ることができるのです。Webライターになるのは資格は必要とせず、自分がそうだと自称すればWebライターなのです

日本人であれば義務教育を受け、当然文字の読み書きができるはずです。よって最低限文字を書け、かつそれをインターネット上に公開するだけの手段があればそれだけで慣れてしまうのです。またWebライターといってもその内容はさまざまであり、例えば該当インタビューレベルの経験談を記事にすることから専門性の高い商品、サービスに関する解説など幅広く存在します。よって仕事の難易度は多義にわたります。これまでの自分の経験や知識を総動員することで書ける記事も必ず見つかります。また、記事のリライトといった既に出来上がっている記事の誤字チェック、微修正などもライターとしての仕事となるため、例えば文字を書くことが好き、文章を一から書くのは苦手だがチェックは得意、といった人でも十分仕事として成立するのです。

このようにWebライターと一口にいってもその仕事は多義にわたり、そのなかでも自分にできる仕事があると考え、今回挑戦しようと考えました。そして実際に経験してその考えは間違えではありませんでした。安心してください、誰でも出来ます!

5. クラウドワークスの登録

さて、覚悟が決まったらいよいよクラウドワークスへの登録です。登録にはサイトから行います。Webライター以外もさまざまな仕事、職種があるため、自分がやりた仕事内容や自分のスキル、資格、経験など必要事項を入力します。これらは登録後にも変更できるため、まだやりたい仕事や条件が明確でない場合にはとりあえず適当で問題ありません。

ここで重要なのがいかにこれらのプロフィール情報を綿密に記載できるか、です。プロフィールはクラウドワークスの登録者全員が閲覧出来ることになっています。当然依頼側は受注側の経歴、スキルを確認し、仕事の条件に合致する人材かを判断します。よってプロフィールの情報が詳細であればあるほど依頼側へのアピールになり、結果仕事の受注率を上げてくれます。

「文章を書くことが好きです、学生時代は作文で賞を取りました」というより「ブログ運営の経験が3年あり、過去には〇〇社より△△についての記事を書きました」といったほうが具体的で受注者が過去にどういった仕事をやってきたか理解しやすいですよね。重要なのは客観的に見た場合、その内容の程度をどれほど理解できるかということです。
理想をいえば、ポートフォリオを用意できることです。ポートフォリオ、簡単にいってしまえば過去の実際に作成した成果物です。ブログでもいいですし、過去の書いた記事など、他の人がみれるものですね。

「いやいや素人なんだからそんなものはない、経験がないんだよ」と思われたあなた、大丈夫です。私もそうでした。初心者の場合当然経験、ポートフォリオなどありません。そこで是非プロフィールに記載してほしいのが過去の仕事の経験です。アルバイトでも正社員でも問題ありません。例えばコンビニで働いていましたといった経験でも十分武器になりました。例えば「コンビニで働いていた時に遭遇した迷惑な客10選」といった記事を書く場合、実際の経験談が必要となってきます。一見そんな記事なんとないだろうと思われがちなものであっても、以外のニッチなものでも見つかるものです。昨今はYouTubeの台頭によりこうした変わった記事についても漫画形式で動画にされることがあり、そのための経験談をまとめるといった記事の依頼もあります。

このようにどういった職種、仕事にせよ、記事にならないものはないのです。プロフィールのネタに困った際にはこれまでの自分の仕事、趣味、経験などを振り返ってみるとよいでしょう。

6. 仕事の受注

プロフィールが完成すれば早速仕事を受けましょう!仕事の受けたかには2パターンあります。1つ目は依頼者から依頼があること。2つ目はやりた仕事に応募すること。初心者の場合後者から始まることが多いですね。1つ目の場合、仕事を受注、完遂することで徐々に実績が生まれ、それが依頼者の目に止まり、向こうから仕事の依頼がくる、とういものです。スキルがない場合であっても実績を積み重ねることで意外と依頼がきたりします。現に私も数件をこなして以降、何度か依頼を受けることがありました。しかし残念ながら条件に合致ない仕事が多く、また依頼者についても何らかの基準にクリアした人を対象に複数人同時に依頼しているふしがあります。そのため、私だからこそ依頼がきた、という考えになるのは早計ですね。

そってやはり仕事は自分から探して応募しましょう。上記「 2.なぜクラウドワークスなのか 」であげましたようにクラウドワークスでは仕事を検索する際の条件が細かく設定されており、自分の条件と合致する仕事を素早く確実に見つけることが出来ます。

気になる仕事が見つかったら応募しましょう。ちょっとでも気になれば応募すべきです。応募したところで採用されない可能性もあるため、最初のうちは複数同時に応募しても良いと思います。もちろん全て採用された際のことを想定し、納期や業量に無理がないことを想定しておきましょう。

応募する際には、プロフィールの記載したり、その仕事を選んだ理由、経験などを伝えることで採用されやすくなります。特に知識や経験がないものであっても自分がやりたい、という熱意をアピールすることで採用されることもあります。現に私も犬好きという理由から獣医学部の記事を執筆することが出来ました。何でも言ってみるものですね。

なお、初心者、ポートフォリオがない場合、高い確率で事前のテストライティングを課されることがあります。

実際に依頼する記事について丸々1本依頼される場合もあれば、簡単な1問1答形式のペーパーテストのようなものなどさまざまです。最低限度の文章が書けることが出来れば大抵はパス出来ますので安心してください。なぜなら向こうも初心者を相手にしているため、そこまで高い要求はありません。

ここで注意して欲しいのがテストライティングであってもキチンと報酬が発生することです。

これはクラウドワークスの規約となっています。例えばテストライティングと称してタダで記事の執筆依頼を出し、その後採用しないにもかかわらず、その記事を無断で掲載するといった依頼者が存在するためです。

クラウドワークスの利用に不慣れな依頼者の場合そういったことをしがちですが、これは後々のトラブルとなるため、しっかりと報酬の件については事前に双方で話し合いましょう。たとえテストであっても労働したことには変わりありません!報酬は正当なものです!

7.受注した仕事

私がクラウドワークスに登録して執筆した記事は以下のとおりです。

登録てから3ヶ月での成果となります。

①ゲームレビュー

②獣医学部の入試まとめ

③人気YouTuberの動画紹介

以上となります。これ以外にも単発での案件がありましたが、似た案件であったりあまり参考にならないものであるため省略しています。

※詳細についてはまた別の記事にて解説します。

3ヶ月でたった3件というのは一見少ないように思えますが、どれもが長期案件であり、どの記事も1週間に数本単位で作成しています。報酬は1ヶ月あたり1万といったところです。報酬額は文字数単位で支払われ、私の場合は1文字あたり0.5~0.8円となっています。執筆時間は1日あたり1.5時間といったところでしょうか。時給換算にすると最低労働賃金を下回ってしまう時もありますが、好きな時間に仕事が出来るというのが大変ありがたかったですね。パソコン(スマホ)があればどこでも出来るというのも利点です。これなら会社勤めのサラリーマンであってもそこまで負担がかかるものではありませんでした。事実私も会社勤めなのですが、本業に支障がなくやり遂げることが出来ましたね。歩きながら記事のネタ、構成などを考え、電車など乗り物に乗っている時にスマホで下書き。帰宅してパソコンで実際に執筆していました。
報酬については本業に及ぶべくもなく、小遣い程度ではありますが、自分で稼いだことの実感を強く感じることができ、充実感は本業以上のものです。これが副業の醍醐味なのではないでしょうか。

仕事の案件にはこのように長期で行うプロジェクト形式の案件とその場限りの単発であるタスク形式のものが存在します。どちらも一長一短ですが、私の場合は長期案件へ積極的に応募しました。理由は、一度執筆条件を覚えてしまえばあとは記事内容を変えるだけで済みからです。執筆には当然依頼者からの条件、ルールが存在します。受注側に一任される場合もありますが、基本的初心者が受けられる仕事の場合、かなり細かなルールが存在します。しっかりとしたマニュアルも存在するため、覚えるのに苦労しますが、逆に覚えてしますとあとはそれに沿って執筆するだけでよいので初心者の場合は逆におススメといえます。マニュアルを覚えれば以後は他の執筆の際にも応用が出来、より洗練された記事を書くことも繋がります。何より安定的に契約期間中において仕事を続けられるのがありがたかったですね。応募しても採用されないことも多く、結果、一定期間仕事が何もない、ということもありました。そうした意味でも長期期間での案件はおススメではないでしょうか。

単発案件の場合マニュアルをその都度一から読み直し、覚える必要があるため、執筆するまでに時間がかかってしまいます。また都度、仕事を探す、応募するを繰り返す必要があり、執筆以外での手間が長期と比べ多く発生します。もちろん、単発の場合はそれだけさまざまな執筆を経験できるため、経験が少ない初心の場合であればこちらを意識的に応募するのもアリです。また、単発場合は長期と比べ採用率が高い(私の主観です)こと、長期のようにその期間中常に仕事を考える必要がない、といったメリットも存在します。

どちらを選ぶかはこうした良い点と悪い点してみていはいかがでしょうか。

8.クラウドワークス利用した感想

さて上記のような仕事を3ヶ月間こなした感想を語ります。

結論から言いますとやってよかったです。報酬目的というよりかは充実感を得るという点においては特におススメといえます。

並行して Lancers も使用していましたが、こちらではなぜか採用されることが一度もありませんでした。仕事の提案(相談)段階にて初心者であることを理由に断れることが多かったですね。そもそも応募した後、提案の段階に至らなかったのがほとんどです。一方でクラウドワークスの場合は初心でも受注できる条件が多く、特に長期案件を受注できたことが嬉しかったですね。依頼者とのやり取りについてもクラウドワークス内のメッセージ掲示板で完結でき、スムーズでした(依頼者によってはChatworkなど他のコミュニケーションツールを希望する場合もあるようです)。

おかしな依頼者とも出会うことなく、仕事に集中出来ました。

何より自分の力だけで稼ぐことが出来たのはサラリーマンではなかなか実感できないことではないでしょうか。報酬は微々たるものではありますが、それ以上の充実感を得られました。報酬については今後経験を積み、文字単価を上げることで解消できるものと考えております。重要なのはこうした充実感を得ることでモチベーションを維持し、続けていくことだと思いました。

本業にやりがいを見いだせない、時間が余っており有意義に使いたいという人には特にやってみて欲しいですね。もちろん、Webライターとして大成し、これ1本で食べていくという人であっても経験を積む場としては最適です。クラウドワークスでは実際にWebライターを本業としている人も多くいます。こうした人たちの仕事の実績やプロフィールを閲覧出来るため、それらを参考にしても良いかもしれません。

もし実際にやってみてい自分に合わないという場合であっても仕事を完遂後、そのまま辞めることも出来ます。つまりやって損することはありません。

Webライターに少しでも興味をもっているならまずはクラウドワークスではじめて見るのはどうでしょうか。

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