【独学で合格】半年でFP2級の勉強方法

  • 2025年3月9日
  • 2025年3月16日
  • 学び
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ファイナンシャルプランナー2級を独学で合格する方法を伝授します。

筆者は2025年1月の試験で合格しました。

1年前に3級を取得し、それ以外に特別は知識技能は持ち合わせていません。

このため誰にでも取得可能な再現性の高い勉強法をお伝えできると思います。

今回紹介する勉強方法は以下のような人が対象となります。 大半のハードルは低く、再現性の高い勉強方法となっています。

●こんな人におススメ
・平日に1.5時間、休日に三時間以上勉強時間を確保できる人(平日は学校や勉強などで忙しく勉強時間を確保できない人)
・試験まで半年以上時間がある人
・独学で勉強したい人
・なるべく費用を抑えたい人
・3級に合格し、3年以内の人

2級の概要

2級と3級の違い

今回紹介するのは日本FP協会が実施するファイナンシャルプランナー(資産設計提案業務)の2級です。
受験資格は3級合格者であるためまずは3級に合格しましょう。
3級の勉強方法については2級と同じため、このまま3級から目指す方も読み進めていただいて問題ありません。
そもそも2級と3級の勉強範囲事態は全く同じと考えてもよさそうです。
私見ですが、3級では大雑把に問われていることが2級においては細かく問われることが大きな違いです。
例えば数字関係などが顕著ですね。 ファイナンシャルプランナーではよく期間や期限といった数字関係の問題が頻出されます。
学科(選択制)の場合、3級では数字を覚えていなくとも正解を選択できる場合があります。
他方、2級では正確に数字を覚えていないと正解できません。
また、実技については3級では学科と同レベルの知識を選択肢なしで記述、計算できるかが問われます。
2級の場合はより実務に応じた問題が出されます。
とはいえ、テキストや過去問をしっかり学習していれば解ける範囲の問題です。 新パターンの問題は少なく基本を押さえてれば問題なくとけます。
問題数は学科が60問(60点)、実技は40問(100点)です。 どちらも6割以上(学科36点、実技60点)の成果で合格となります。

勉強時間は150~300時間だが、もっと短縮できる

一般的に2級に合格するための勉強時間は最小でも150時間ほどだそうです。
しかし3級から合格しそのまますぐに2級の勉強をはじめた場合、100時間以下まで下げることが出来ると考えています。
上記でお伝えした通り3級と2級の勉強範囲は変わりません。
3級の段階で2級の見据えて勉強していればさらに短い時間の学習で合格できる可能性があります。
なんなら3級の試験のための2級のテキストで勉強してもよさそうです。

これだけは用意しよう

4,000円で準備できる

ではここからは具体的な勉強方法、準備を紹介します。
まず用意するのは以下の3点です。

インプットで必要なテキスト、それをアウトプットするための問題集。
そしてアウトプットをどこでもできる「FP2級 過去問道場」の3点です。
「FP2級 過去問道場」は無料で使用できるため(無料会員登録しましょう)、実費としてはテキスト・問題集で約4,000円という破格の安さです。
このシリーズは非常に有名であり、全編カラー、ポップで分かりやすいイラストなどがついているため、初心者にとってはとっつきやすい内容です。
これに加え、あると嬉しいのが
こちらは最終仕上げのための模試、過去問のセットです。
過去問については「FP2級 過去問道場」でフォローできるためなくても問題ありません。
メインとなるのはこちらの付属する「直前つめこみノート」です。
暗記すべき数字などが少ないページでまとめらており、試験直前の最終確認として重宝します。
テキストは分厚く持ち運びも楽ではないため、出先での隙間時間などの勉強として大変便利に感じました。

テキストを読んでインプット→ひたすら過去問

上記が用意出来たら具体的な勉強方法に入ります。
平日に1.5時間を確保し、それを半年間継続する、余裕を持ったスケジュールになります。
筆記と実技を同時に勉強することになりますが、まずはインプット中心のため、筆記側が中心ですね。
その後はひたすら過去問を解きます。 学科、実技どちらも過去問から流用または類似の問題が頻出されます。
特に実技については顕著です。
このため過去問をしっかり解くことが合格への鍵となります。
●1ケ月目~
①「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級」を読む ②「みんなが欲しかった! FPの問題集 2級」を解く 全部で6単元あるため、1日1単元を1週間実施、7日目に総復習という範囲です。
①でインプットし、②で①と同じ単元の問題を解きます。
●2ケ月目~5ケ日月目
③「FP2級 過去問道場」で過去問を解く ※「2025年本試験をあてる TAC直前予想模試 FP技能士2級」があれば直前ノートを隙間時間にチェックします ここからはひとすら過去問を解きます。
不明点については解説を読みつつ①のテキストで確認しましょう。
「FP2級 過去問道場」では2013年からの過去12年分の問題があります。 1年で3回の試験のため、約36回分の問題です。
1.5時間は学科と実技両方を同時にできないため1日ごとに交互に行います。 このため1週回すのには72回=72日分=約2ヶ月半ほどかかります。
ここに土日、祝日などお休みの日に3時間以上の勉強時間を確保できればさらに1週回す時間を短縮できます。
結果これを3周できるようスケジュールを組みましょう。 問題を解く際に合わせて実施することがあります。
間違っている可能性がある問題、回答に自身がない問題に「チェック」をつけましょう。 これは次の工程の準備となります。
チェック機能を利用するためには会員登録(無料)が必要なため、問題を解く前に必ず登録しましょう。

<学科のポイント>
・数字や用語などの暗記が中心 ・計算問題があるため試験当日で使用する計算機の操作に慣れておく
・正解を選択する場合と、誤りを選択する場合があるため問題分をしっかりと読むこと

<実技のポイント> ・過去問にて9割とれるようにする
・問題はほぼ過去問の流用のため新規パターン問題は捨てるのもあり

●6ケ月目
最終チェックです。
③での過去問にてチェックをいれた問題をひたすら解きなおします。 チェックした問題はいわば、あなたの弱点です。 似たような項目がチェックされているとその単元が勉強不足の可能性があります。
①のテキストを読み直しつつ、正解率を高めていきます。
チェック問題を最終的にはゼロになるように減らしていきましょう。
そして本番1週間前には最新の過去問を最初から解きなおし、試験の時間配分、感覚になれましょう。

まとめ

以上、非常にシンプルかつ、低コストな方法でした。 誰でも再現性の高い方法であるため是非挑戦してほしいです。
特に勉強時間がない人、勉強を始めるタイミングが遅い人であっても試験に挑戦してみてください。
学科と実技両方揃っての合格が必須ですが、どちら一方だけが合格ラインだった場合、 次回私見ではその事件が免除されます。
このため2回に分けて試験を受けるという割りきりかたも特には必要かもしれません。 ファイナンシャルプランナーは生きていくうえで必要なお金にまつわることが学べます。
税金、遺産、将来の年金などなど。 ファイナンシャルプランナーとなりそれを仕事にすることはもちろん、日々の生活においても 必ず役に立つ資格です。

 

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