阿武町による給付金誤送問題より早くも3ヶ月が経過、一端を落ち着きを取り戻しました。
4,630万円もほぼ全額は無事回収でき、事件は収束に向かっています。
※誤送金問題の詳細についてはこちらの記事を参照ください
しかし送金分はほぼ回収できたとはいえそれでも弁護士費用等、田口被告が背負わなければならない負債は残っています。
果たしてこれをどのように返済するのか、そして出所後どのような生活を送ることになるのか注目されるなか、とある人物が田口被告へ手を差し伸べることが分かりました。
人気Youtuberであるヒカル氏です。
ヒカル氏は弁護士経由で田口被告より助けを求められており、これに応じたかたちとなります。
出所後、さっそくヒカル氏は田口被告を出迎え、独占インタビューにのぞむのでした。
果たして田口被告から今回の事件についてどのような真実が語られたのか。
ヒカル氏の思惑は双方がwin-winとなること
4,000万円を貸してほしいという田口被告からの依頼に応じたヒカル氏。
そも思惑はなんだったのでしょうか。
ヒカル氏自身、そのことについて隠すことなく堂々と目的を話しています。
ずばり田口被告の知名度を利用し、双方共にwin-winの関係を築くことです。
田口被告はすでに良くも悪くも国内では知らないほどの有名人です。
今後どのような人生を送ろうとも今回事件が尾を引くことは間違いないでしょう。
ならばこれを利用しない手はない、ということです。
ヒカル氏自身すでに有名人ではありますが、広告塔は大いにこしたことはありません。
Youtube活動以外にもアパレル、食品等さまざまな分野での仕事を受けおっており、広報としての人材を、求めている状況でした。
もちろん、ただ人材としてだけではなく、今回の事件について田口被告自身についても同情する余地はあり、不憫に思ったから手助けしたという一面もあります。
また、Youtuberとして報道ではわからない真実についても公開したい、という想いがありました。
こうした理由により今回ヒカル氏がホワイトナイトとして登場するのでした。
ヒカル氏の役目は弁護士費用の負債分約300万円の建て替え、および田口被告がそれを返済するための仕事の斡旋という2点となります。果たしてどのような内容なのでしょうか。
事件に関するQ&A
ここからはヒカル氏による田口被告への質疑応答について箇条書きします。
- Q:4,630万円を着服したことについて→A:反省している
- Q:4,630万円が振り込まれた際の心境は→A:だまされたと思った
- Q:オンラインカジノで4,630万円を全額使用したのは本当か→本当。他に使い方が分からずパニック状態だった
- Q:学生自体はどんな子供だったか→A:造幣局に興味があった、記念硬貨を集めが趣味だった
- Q:家族への想い→A:親孝行したい、家族や弁護士以外は敵に見えた
- Q:ヒカル氏からの手を差し伸べられた時の心境→A:嬉しかった、やり直しができると思った
- Q:阿武町に対する憎しみはないか→A:ノーコメント
- Q:将来の展望、夢は→A:他の国を見てみたい、違う文化や環境を見たい
- 最後に言っておきたいことは→関係者皆様に迷惑をかけ、申し訳ない
事件については自身に罪があることを認識しており大いに反省してる様子です。
受け答えも終始真摯に答え、真面目さがうかがえます。
ヒカル氏自身も報道されている遊びほうけているイメージとはかけ離れており、そのギャップに驚いています。
最も印象的だったのがやはり阿武町に対する想いについての質問です。
これまでよどみなく答えていた様子とは一変し、黙り込んでしまう田口被告。
自身に非があることを認める一方やはり”そもそも阿武町が誤送金しなければ…”という思いがあったのではないでしょうか。
今後の展望について
さて気になる今後の田口被告ですが、まずはヒカル氏への負債を返済するために働くことなります。
働き口はヒカル氏が株主となっているブロッコリー会社です。
「究極のブロッコリーと鶏胸肉」というデリバリーフード店となります。
2022年の3月にヒカル氏が運営するアパレル会社との資本提携を行っています。
現在社員は2名だけおり田口被告は3人目の職員です。
パソコンスキルを指導するという内容よりおそらく事務仕事を担当するのではないでしょうか。
また早速広報としてTwitterをはじめました。
Twitter開始よりわずか2日で7万人のフォロワーを獲得しており、ヒカル氏の想定通り立派な広告塔として活躍されています。
一旦のところ田口被告の裁判が終わるまではここで働き、その後については田口被告の自由意志となるようです。
果たして田口被告は今後どのような生き方をとるのでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回のヒカル氏の手助けは吉と出るか凶とでるか、引き続き注目したいところです。
田口被告のような悪い意味で有名人となると以後、社会生活を人並みにおくることは困難を極めます。
しかし田口被告が無事更生し人々が受けいれらることになればこれはこうした人たちの希望となるのではないでしょうか。
ヒカル氏もそういった部分を期待し、見守ってきたいとのことです。
Youtuberだからこそできる新たな試みでしょう、うまくいってほしいものです。
- 田口被告の救い主はヒカル氏
- 田口氏は報道の印象とは異なり真面目な様子
- 負債についてはヒカル氏斡旋の会社で働き返済する
- 裁判後は田口被告の自由意志