意外と不便 Amazon Hubロッカーのメリットデメリット

最近街中で「amazon」と記載された青いボックスを目撃することはないですか。
実はこれamazonの商品を受け取ることができる専用ボックスだったのです。

今回こちらを使って実際に商品を受け取っていました。

使ってみるとわかる。
便利なようで意外とあと不便。
あと一歩手が届かない絶妙な便利さが判明しました。

商品の受け取りかたから、使用にあたってのメリット・デメリットを紹介します。

〇この記事でわかること
・Amazon Hubロッカーでの商品の受け取り手順
・ロッカーを使用するメリット、デメリット

注文から受け取りまでスマホ1台でOK

ロッカーでの商品受け取り方法を紹介します。
スマホ1台で完結できるシンプルな設計。
しかしそれとは裏腹に意外に面倒な落とし穴も存在しました。
自身で試してみる前に必ずこちらの記事を確認することをおススメします。
ロッカーに取りにいったものの商品を受け取ることができなかった、ということにもなりませんません。

ではさっそく見ていきましょう。

  1. 商品注文時にAmazon Hubを指定する
  2. Amazonショッピングアプリをダウンロードする
  3. 商品到着メールが届いたらAmazon Hubロッカーに向かう
  4. Amazonショッピングアプリを操作して商品を回収する

①商品注文時にAmazon Hubを指定する

まずは通常通りアマゾンで商品を注文しましょう。
この際、商品の「受取スポット」を近所のAmazon Hubロッカーを指定します。

なお受取できる商品については条件があります。
下記に該当するもののみが対象となります。
Amazonでの取り扱っている(Amazonマーケットプレイスなどではない)簡単にいってしまえば大きすぎず、重すぎず安全なもの、です。

発送重量が4.5 kg未満
寸法が42 x 32 x 25 cm未満
Amazon.co.jpが発送する商品
Amazon定期おトク便ではない
危険物を含まない商品

近くにロッカーがあるかどうかは「近くの受取スポットを探す」ボタンより近隣の住所を検索してみましょう。


この際地図上だけではなく、実際の場所を目で確認しておくとよいでしょう。
場所によってはロッカーの利用者が多い場合があります。
受取タイミングによっては人とバッティングする、ということは避けたいですよね。
Amazon Hubロッカーの多くはスーパーやドラッグストア、商業施設に隣接して設置されています。

②Amazonショッピングアプリをダウンロードする

ロッカーには操作端末が存在しません。
そのため、自身のスマホで受け取り操作を行う必要があります。
そこで必要となるのが専用アプリ「Amazonショッピング」です。

商品を受け取る前に必ずスマホにダウンロードしておきましょう。
当然ですがこちらのアプリを使用するにはAmazonのアカウントが必要となります。
注文は普段PCで行っている、という人の場合、改めてスマホでのログインが必要となります。

ロッカーに向かう前に家で必ず一度はログインできるかどうか確認しておきましょう。
現地でログインできず、パスワードを確認するために一度家に戻る、という手間は避けたいですよね。
※筆者はこれで2往復することになりました。

またログインの際には2段階認証を必要とする場合があります。
登録された電話番号宛てに承認コードが届くためこちらをアプリ画面に入力しましょう。
電波の関係により外出先ではこのコードが届かない場合があります。
そのため、こちらの作業についても必ずwifiのある自宅で行うことをおススメします。

③商品到着メールが届いたらAmazon Hubロッカーに向かう

メールが届いたらいざロッカーに向かいましょう。
必要なものはスマホ1台のみです。
あと、意外と忘れがちなのが荷物を入れるための袋やカバンです。
歩きにしろ、自転車などの乗り物を使うにしろ、これらはあったほうが便利です。

④Amazonショッピングアプリを操作して商品を回収する

ではいよいよ商品を回収(Amazonでは”ピックアップ”という用語を使用しています)しましょう。

まずはロッカーに近づきましょう。
その後、スマホを以下の設定にします。

・インターネットに繋がる状態にする(データ通信に切り替える)
・Bluetoothをオンにする
・位置情報をオンにする
商品受け取り時に、インターネット通じてロッカーと受取人の位置情報を調査します。
そしてスマホとロッカー間ではBluetoothでデータのやり取りを行うことで商品を受け取れる仕組みとなります。

そこでまずは届いたメールを確認します。
本文のなかに”ピックアップ”ボタンをクリックしましょう。
アプリが自動起動され、問題なければ該当のロッカーの扉が開きます。


商品を回収したら必ずロッカーの扉をしめましょう。

以上が商品の注文~受け取り方法となります。
いかがだったでしょうか。
あらかじめ分かっていれば戸惑うことないないですが、初回の場合には事前に準備することがいろいろあることが分かますね。

Amazon Hubは本当に便利なのか

ここからロッカーを実際に使用した際に感じたメリット、デメリットについて紹介します。

メリット

  • 人と非接触で荷物を受け取ることができる
  • スマホ操作だけで完結できる
  • 宅配ボックスやコンビニ受取が出来ない場合

なんといっても最大のメリットは人と会うことなく荷物を受け取ることができることです。
このコロナ禍において人との接触は最小限にしたいところ。
このご時世だからこそのメリットではないでしょうか。
その他、人と対面する格好(服装や化粧など)をするのが面倒な時なども安心して使用できる利点があります。

続いてのメリットとしてはスマホ操作で全ての作業が完結することにあります。
こちらもコロナ禍の情勢において、なるべく人が触れる物には触りたくない、という点で非常に有効です。
この他、操作慣れしたスマホのほうが操作しやすいという点もあげられます。

そして最後は宅配ボックスやコンビニ受取出来ない人によって非常に便利なサービスといえるでしょう。
自宅に宅配ボックスを設置できない。
または近くにコンビニがない場合にはこれらの代替手段として有効です。
この他、コンビニ受取した場合にはついで買いしていしまうことがあるためこれを防止する、という副次的な効果も期待できます。

デメリット

  • 事前のスマホの設定が面倒
  • 電波、位置情報などが認識されない場合がある
  • 受け取りが上手くできない場合その場で誰かに聞くことができない
  • コンビニ受け取りの場合の方が手間が省けることがある
  • 受け取れる商品に制限がある

上記でも少し触れましたが、商品受け取りにはスマホが必須です。
そして事前にアプリのダウンロードしておかなければなりません。
またこれに加え、データ通信をオンにする、Bluetoothをオンにする、位置情報をオンする当設定を行わなければなりません。
データ通信はまだしもBluetoothや位置情報を常時オンにしている人は少ないのではないでしょうか。
ちょっとした手間ではありますがこのひと手間がロッカー利用のハードルをあげていることも否定できません。
さらにやっかいなのがこれをオンにした場合であっても電波の状況によっては正しく認識されず操作が進まないことも考えられます。
スマホならではの懸念点ですね。

そしてもし正しく操作できない場合にはAmazonに問い合わせするしかありません。
店舗での受け取りのように誰かにその場で聞くことができません。
場合によっては商品の受け取りに必要以上の時間を要する可能性があります。

次にコンビニ受け取りとの差別化です。
コンビニ受け取りを行う場合には、店舗の端末よりレシートを印刷して店員に渡す、という作業が発生します。
人によってはこの作業の方が楽、という人もいるのではないでしょうか。
また、コンビニでのついで買いをしたい人にとってはロッカーの受け取りは逆に手間が増える可能性があります。

そして最後は受け取れる商品が制限される、ということです。
上記にも記載しましたが、サイズや重さ、Amazonからの直接販売など、制限はいくつか存在します。
人によっては条件に合わない場合おあるため、そもそも使用できない、という可能性があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

有効に使えば大変便利なことは間違いありません。
しかし人によっては不便と感じることもまた事実です。

そのため利用者それぞれのライフスタイルに合わせて使用するが一番ではないでしょうか。
例えばコンビニによる用事があるのであればコンビニ受け取りを。
そうでない日にはAmazon Hubロッカーを使用するなど注文ごとに使い分けることが良いでしょうか。
もちろんコンビニ受け取りや自宅での受け取りができない人にとっては迷わず使うことをおススメします。

利用すべきか迷っているならば一度試してみてから判断するのが一番でしょう。

〇まとめ
・ロッカー利用にはスマホ1台あればよい
・スマホの事前設定が必要
・ロッカーを利用できる商品には条件がある
・人との接触を望まない場合にはベストな選択肢
・メリット、デメリットを踏まえ、コンビニ受け取りなどと並行して使用するのがベスト

 

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