この記事は今まさに飛行機の乗り遅れてしまい、途方に暮れているあなたに向けて役に立つ内容となります。
大変焦っていると思いますためまずは結論を書きます。
①搭乗できなかったことを連絡する→搭乗予定だった航空会社に連絡する
↓
②飛行機の乗せた荷物を回収する→空港のインフォメーションまたは搭乗予定だった航空会社の担当に荷物の場所を確認
↓
③代替の便を予約する:旅行代理店(使用していれば)または搭乗する予定だった航空会社に事情を連絡し、代替の便が予約可能か相談する
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④(代替便が翌日以降となる場合)宿泊施設を確保する:自分で確保または旅行代理店や航空会社に相談する
できることから一つずつ行い、次の便に手配をしましょう。
誰にでも起こりうることを想定する
電車やバスと違い飛行機に乗り遅れてしまえば一大事です。
国内線ならまだしも国際線であればなおさらでしょう。
この記事では実際に筆者が体験した飛行機に乗り遅れたことについてお伝えします。
事前にやっていればよかった、ことどうすればスムーズに行動できたかなどをまとめています。
今まさに飛行機に乗れなかったひとはもちろん、これから飛行機に乗るあなたも是非参考にしてみてください。
この記事では海外→日本へ帰国する際にあった出来事を参考にしています。
搭乗予定だった航空会社に連絡する
飛行機に乗り遅れた、または乗り遅れることがわかった時点でまずやること。
それは航空会社への連絡です。
そのため航空会社の連絡先についてはあらかじめ把握しておきましょう。
乗り遅れることがわかっているようであれば場合によっては搭乗予定の時刻より待ってもらえる可能性があります。
筆者の場合は搭乗口に到着した時点で乗り遅れたことに気づきました。
この際、係の人からは「15分待ったうえ、呼び出しを行ったが来なかったため出発した」と告げられました。
そう筆者元々搭乗時間に間に合うよう余裕をもって空港に到着していました。
しかし搭乗時刻を誤認しており、結果乗り遅れてしまったのです。
このように完全に個人における非によって飛行機に乗れなかった場合には一切の保証がないことをあらかじめ念頭においてください。
ちなみに空港に向かうまでに公共機関などの遅延によって飛行機に乗れなかった場合にはその限りではありません。
こうした事態にて遅れた場合には必ず遅延証明書など、遅延したことが証明できる書類などを確実に確保しておきましょう。
さて飛行機が出発したことを告げられ、呆然です。
しかしいつまでもこうしているわけにもいけません。
まずは航空会社に乗れなかったことを伝えましょう。
この際、乗ることができなかった理由についても伝えてください。
上記の通り、場合によっては代替便を無料で手配してくれる場合があります。
ともかく連絡です。
気づいた段階で一報いれるだけで最小限の被害に抑えることができます。
自身はもちろん、多くの人も影響が出ます。
ともかく連絡、連絡です。
空港のインフォメーションまたは搭乗予定だった航空会社の担当に荷物の場所を確認
次にやるべきことは、荷物の回収です。
手荷物とは別にスーツケースなど別途飛行機の乗せる予定だった荷物があった場合、これを回収しなければなりません。
当然自身が飛行機に乗ることができないため、それがわかった時点でその人の荷物も飛行機からおろされます。
そこで搭乗予定だった航空会社の担当または空港のインフォメーションにてどこに荷物がおろされたかを確認しましょう。
通常と同じく、空港内のベルトコンベアーにて荷物が流れてきます。
どこのコンベアーであるかを確認しましょう。
荷物を回収できれば一旦のところは落ち着きましょう。
逆に荷物を回収できるまでは迅速に動きましょう。
旅行代理店または搭乗する予定だった航空会社に事情を連絡し、代替の便が予約可能か相談する
次は代替便の予約を行います。
この際、旅行代理店を利用してチケットを手配してた場合、まずは代理店に一報しましょう。
※電話応対での対応の場合、国外からの電話の可能性があります。
手持ちのスマートフォンでは電話できない可能性があるため、航空会社に事情を話し電話を借りれるか交渉しましょう具体的な指示があるためこれに従いましょう。
残念ながら振り替え、という扱いではなく新規での予約となるため、別途費用が発生することはもちろん、希望の日時のフライトという可能性は諦めてください。
運がよければ当日中の便に乗ることができるかもしれません。
しかし国際線の場合は絶望的、早くても翌日に延期となることを想定しましょう。
また家族等、複数人での搭乗である場合、座席が横ではなくバラバラとなることも覚悟してください。
乗れるだけマシ、という考えが重要です。
旅行代理店の指定内容が不服であった場合には航空会社に相談するなど個人で別便を予約することもできます。
ただしこの場合、搭乗予定だった航空会社への相談が必須となります。
希望の日時、料金にて便があった場合であっても他の航空会社であればその場で予約することは困難です。
なぜなら空港内でチケットを手配できるケースは少なく、この場合オンライン上で自身で予約する必要となります。
とにかく早めの便に乗りたいと誰もが思うでしょう。
しかし予約日からフライトまでの期間が短い場合、それだけ料金が高くなります。
法外な値段となるため覚悟しましょう。
宿泊施設を確保する
代替便を確保できたら一安心、とはなりません。
次の便が翌日以降であるなら宿の確保が必要です。
自宅に戻ることができるならそれでも問題ありません。
しかし空港まではそれなりの距離があります。
帰ることが出来たとしてもあえて空港の近くで宿を探すのも一考すべきです。
空港の近くであれば搭乗手続きも余裕をもってできます。
一方で土地勘のない場所で一泊する、というのであれば航空会社や空港の職員に近くの
宿泊施設を問い合わせしましょう。
もしかすると候補があるかもしれません。
ちなみ最悪の場合、空港で一夜を過ごす、ということも可能です。
電源、インターネット、トイレ、飲み水は24時間確保できます。
あとは食べ物をあらかじめ確保し、横になれるベンチを見つけましょう。
また日本国内の空港であれば有料ながらもシャワーの利用も可能です。
試しに探してみるのもありでしょう。
なお空港内にあるラウンジにて宿泊することはできません。
基本的は利用時間が決まっているため24時間の利用は不可となります。
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デメリットとして不特定多数の人がゆきかう場所です。
安全面、セキュリティ面については不安が残ります。
身の安全はもちろん、窃盗など物が無くなるリスクは避けられません。
大人限定でかつ複数人で宿泊する場合であれば比較的安全ではありますが、そうでないなら宿泊は諦めしょう。
また慣れないベンチでの睡眠ともなれば翌日のフライトにも影響が発生します。
ただでさえ長時間狭い飛行機内で過ごすため大量不調、寝不足の状態で搭乗するのは望ましくありません。
こうした理由からよほどの理由がなければ宿泊施設を確保するにこしたことはありません。
便が確保出来たらすぐに宿泊施設を見つけましょう。
そもそも乗り遅れないことが大切
ここまで乗り遅れた場合の対処方法をまとめてみました。
やることが盛りだくさん、かつ面倒であり、費用もばかになりません。
こうした事態を避けるためにもそもそも乗り遅れないことが重要です。
時間に余裕をもつこと、搭乗時間に誤りがないかを確認し、出発に備えましょう!