歩道走行。
スマホを操作しながらの走行。
傘さし運転。
これらは今、街中でよく見られる光景です。
しかしそれも2026年3月までのこと。
ついに自転車に対しても青切符がきられるようになります。
2026年4月よりこれらは交通違反の対象として、青切符がきられる可能性があります。
今後違反対象となる走行について簡単にまとめてみました。
明日から実践できることばかりです。
2026年4月からではなく今すぐ実践しましょう!
大切なのは違反になるからやめるのではなく、自身や周囲の安全のためにも交通ルールを守ることです。
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歩道走行はアウト 右側通行もアウト スマートフォンを操作しながらの走行も当然アウト
さっそくですが、主な交通違反となる一覧を以下の通りです。
・信号無視
・右側通行
・歩道の走行
・傘さし運転
・スマートフォンやその他機器などを操作しながらの走行
・整備されていない自転車での走行
・イヤホンをつけがらの走行
・二人の乗り
昨今よく見かけるのはイヤホンを付けての走行、スマートフォンを操作しながらの走行です。
一時不停止や信号無視などは子供でも違反であることは知っています。
そして以外と知られていないのが歩道の走行です。
自転車は書いて字のごとく”車”。
法律上は軽車両に分類されます。
つまり原則、車道走行が義務付けられています。
このため歩道は通常、自転車で走行することはできません。
※車道を走行できない状況など一部例外があり、この場合は徐行すれば走行可能です
そしてもう一つ右側通行も違反対象です。
日本国内において左側走行が基本です。
自転車であろうと車道を右側走行した場合、自動車と対向する形での走行となります。
これって危ないですよね。
自動車も運転手もそうですが、自転車の運転手も当然危険なため、通常は避けているはずです。
そこで自転車の運転手が取るべき手段は歩道を右側通行することです。
当然これもアウトです。
歩道を右側通行することは2つの違反ともいえるでしょう。
つまり自転車で走行する際は、車道の左側を走行する。
これが基本となります。
対象は16歳以上
青切符の適応対象は16歳以上からとなります。
とはいえ、青切符をきられないからといえど交通ルールは何歳だろうと遵守しましょう。
反則金額を3,000円~12,000円あたり
違反となった場合の反則金はだいたい3,000円~12,000円あたりです。
最も違反金が高いのはスマートフォンの操作を操作をしながらの操作、12,000円です。
今回の青切符施行における背景にはスマートフォンを操作しながらの走行違反を取り締まることが大きいと推察されます。
よってもっとも違反金としては高額なのも妥当でしょう。
逆にもっとも違反金が低いのは二人乗りの3,000です。
この他、一時不停止は5,000円。
信号無視は6,000円。
金額の大小に差はあるものの、いずれも大きな事故に繋がる行為と言えます。
このためいずれもしっかり遵守することに努めましょう。
まとめ
違反金が惜しいから交通ルールを守るのではなく、安全のために守る。
当たり前のことですが、この気持ちを持つことを忘れてはいけません。
なお今回は青切符が注目されていますが、実は赤切符についてはすでに施行済です。
こちらはより危険な酒気帯び運転などが対象です。
合わせて気を付けましょう。
身に覚えのある人もそうでない人も、自転車の乗り方についてこれを機に見直してみましょう。