今回は暇つぶしに「秘書検定2級」を受験しました。
わりと簡単に取得できたため、ぜひ参考にしてみてください。
秘書検定2級とは
秘書検定は毎年2月・6月・11月に実施されています(※2・3級)。
2級の受験料は5,200円です。
難易度は就活中の大学生レベル。
社会人であれば、運がよければノー勉でも取得可能と言われています。
試験時間は2時間ですが、実際には1時間以内で解き終える人がほとんどでしょう。
試験概要
・マークシート31問+記述式数問
・5つの分野から出題
・「理論編」「実技編」それぞれ60%以上で合格
・2025年6月の合格率は55%
2級までは筆記試験のみ。
準1級以上になると面接試験が加わるため、手間や負担を考えると2級までがコスパの良いラインです。
学べる内容は、
・社会人としての一般常識
・ビジネスマナー
・敬語
・秘書としての立ち振る舞い
民間資格ではありますが、文部科学省後援ということもあり、それなりに知名度のある資格です。
独学での勉強方法
総コストは受験料を含めて約8,000円。
前提として、
・社会人経験あり → 2ヶ月
・学生 → 3ヶ月
ほどの勉強期間があれば十分です。
使用教材
・「秘書検定実問題集」(公式過去問・直近6回分)約1,600円
・「秘書検定2級に面白ほど受かる本」約1,400円
勉強手順
1.教本を一読
2.実問題集を1周
3.間違えた問題を教本で確認
4.実問題集を合計5周
5.教本の暗記部分を最終確認
基本は「過去問の周回」です。
とにかく問題に慣れることが重要です。
秘書検定のクセ
マークシート問題では
「不適当と思われるものを選択せよ」
という設問が非常に多い。
“適当”と読み違えて回答してしまう可能性があるため、問題文は丁寧に読む必要があります。
出題は「自分が秘書だったら」という前提のケース問題が中心です。
一見正しそうな選択肢でも、
「秘書としては不適切」という理由で不正解になることがあります。
この独特の感覚は、自動車免許試験に近いです。
例:
「夜の道路は危険なので気をつけて運転しなければならない」
一見〇ですが、正解は×。
昼夜問わず注意すべき、という理屈です。
秘書検定にも「秘書としての常識」という基準があります。
一般常識としては正しくても、秘書の立場では不正解になることがある。
正直なところ、
「それは状況次第では?」
と思う問題もあります。
さらに解説も
「〜は基本である」
「〜してはならない」
といった抽象的な表現が多く、論理的に腑に落ちるとは限りません。
だからこそ重要なのは、
“正しさ”ではなく“検定としての正解”を見抜くこと。
問題文の裏にある意図を理解することが合格の近道です。
唯一の救いは、知識・暗記系の問題。
用語の意味などは覚えていれば確実に得点できます。
記述式も比較的わかりやすい内容です。
・尊敬語
・漢字
・手紙の書き方
など、一般常識レベルの内容が問われます。
理不尽問題の一つです。
正解は「4」ですが、別に状況によっては「まとめて注意してもよくない?」と思いました
こちらは記述式の問題。
読み方を問う問題。
一般的常識ですね。
実際に受けた感想
試験は約1時間で終了しました。
やはりマークシート問題の中には、
「全部正解では?」
「正解が2つあるのでは?」
と感じる問題がいくつかありました。
それ以外は想定内の難易度です。
試験直前までスマホを触っていられる程度の余裕をもって受験できました。
会場には約70人ほど。
そのうち9割ほどが女性でした。
秘書という資格の性質上、やはり女性が多い印象です。
ありがたかったのは、受験票に写真を貼る必要がなかったこと。
最近は写真不要の試験が増えている印象です。
ただし受験票は郵送ではなくダウンロード形式。
「この受験料でここは自分で印刷か」と少し思ったのも事実です。
ちなみに合格証明書も郵送されません。
合格した人のみ、マイページよりダウンロードです。
ここでも自分で印刷するのか、と。
どこまでもけちくさいという印象を持ってしまいました。
総評
多少の理不尽さやモヤモヤはあります。
正直に言えば、もう一度受けたいとは思いません。
しかし、
・社会人なら暇つぶしとしてはアリ
・就活生なら履歴書に書ける
・一般常識の確認になる
・1万円以下で取得可能
という点を考えれば、コスパは悪くありません。
特に就活生にとっては
「一般知識を身につける」
「履歴書に書ける」
という2つのメリットは大きいでしょう。
割り切って“検定対策”をすれば、十分合格可能な資格です。