今回紹介する恐竜ホテルは岐阜県にある
「ホテルアルティアダイナソー岐阜店」
恐竜をテーマにしたホテルは全国に数多く存在します。
多くは家族連れや子供が楽しめる施設として人気ですが、今回ご紹介するホテルはちょっと一味違います。
見た目は恐竜ホテル。
でも実際は「大人が楽しむためのホテル」。
子供は立ち入り禁止?と勘違いされそうな雰囲気があります。
ただし誤解のないようにお伝えすると、このホテルは子供を含めた家族でも宿泊可能です。
とはいえ、実態としては大人がメインターゲット。
雰囲気やコンセプトが独特なため、こうしたホテルを受け入れられない方にはあまり向きません。
未就学児 … まだ世界観を深く理解しないため、違和感なく過ごせるでしょう。
小学生以上の子供 … 雰囲気やテーマを察してしまい、驚いたり、不思議に思ったりする可能性があります。
普通の恐竜ホテルとは異なり、ここでは大人ならではの楽しみ方が待っています。
恐竜好きの方はもちろん、ちょっとスリルを味わいたい方にもおすすめです。
「子供向けの恐竜ホテルしか知らなかった」という方にとっては、新鮮な体験になるでしょう。
ホテルアルティアダイナソー岐阜店とは
岐阜県にある「大人のホテル」。
恐竜をはじめ、さまざまなコンセプトを持つ客室を提供しており、単なる恐竜ホテルとして訪れると少し戸惑うかもしれません。
系列店は全国にあり、枚方や町田などでも同様のコンセプトを楽しめるようです。訪れる際は後述の注意点を確認のうえ、自己責任でどうぞ。
アクセス
ホテルアルティアダイナソー岐阜店は、岐阜駅から車で約10分の場所にあります。
公共交通機関を利用する場合は、岐阜駅の6番バス乗り場からバスに乗車し、「六条大溝町」で下車。
そこから徒歩で約15分ほどかかります。
徒歩ルートはやや分かりづらいため、まずは川の方向に進み、岐阜聖徳学園大学を目指すと分かりやすいです。
大学は夜間ライトアップされており、ホテルも同じくライトアップされているため、むしろ夜の方が目的地を見つけやすいかもしれません。
料金について
宿泊料金は比較的リーズナブル。
子供を含めた3人家族で 1泊約2万円 でした。
食事は付かず素泊まりのみ
予約サイト上で「子供料金」や「朝食有無」の項目はありますが、どちらを選んでも均一料金
朝食は提供されないため、事前に食事を用意しておく必要があります
部屋の指定について
このホテルは予約なしでの宿泊も可能ですが、事前予約も受け付けています。
ただし基本的に「部屋指定」はできません。
当日、空いている部屋が案内される仕組みです。
有料指定
平日+1,000円、休日+2,000円を支払うと部屋指定が可能。恐竜部屋を確保する裏技
インターネット予約時に備考欄へ「恐竜ライド希望」と記入すると、恐竜ライド(遊園地にあるような動く恐竜ロボット)付きの部屋を予約できます。
恐竜ライド付きの部屋は複数ありますが、どの部屋になるかは当日次第。
筆者もこの方法で恐竜ライド付きの部屋を確保できました。
ただし壁紙など一部は通常仕様のため、どうしても特定の部屋に泊まりたいなら追加料金を払って指定した方が確実です。
ホテル全体の雰囲気
外観は一目で「大人のホテル」と分かりますが、恐竜モチーフで派手に装飾されています。
エントランスには巨大な黄金のティラノサウルス骨格
廊下や各所に恐竜をテーマにした絵画や備品
屋上やプールなど、大人数向けに使える施設もあり
滞在中、他の宿泊客とはあまり遭遇しませんでしたが、カップルが中心で、男性グループなどパーティー利用もあるようでした。子供連れだと少し視線を感じる場面もあるかもしれません。
部屋について
筆者が宿泊した部屋には、動く恐竜ライドが設置されていました。
これは大きな魅力で、順番待ちなしで一晩中好きなだけ遊べます。
恐竜ライド以外は、恐竜の骨・琥珀のオブジェ、浴室の恐竜壁紙などがポイント
それ以外は一般的な「大人のホテル」の仕様
気になった点
インターネット上のレビューなどで気になるコメントもあったためそのあたりの点を含めてチェックしています
清掃状況:全体的には綺麗だが、一部に気になるシミあり
料金トラブル:筆者は特になし。ただし飲食や追加サービス利用で想定外の出費が発生する可能性あり
大人向けの備品:部屋に設置されていたため、子供連れの場合は目に触れない場所へ移動させた方が安心
二重扉システム:外側の扉はオートロック(チェックアウトで開錠)、内側の扉は鍵なし。間のスペースでフード受け渡し可能。初めてだと少し戸惑うかもしれません
まとめ
ホテルアルティアダイナソー岐阜店は、恐竜をテーマにしながらも実態は「大人が楽しむホテル」。
恐竜ライド付きの部屋などユニークな体験ができる一方で、家族連れには注意点もあります。
「恐竜ホテル」と聞いて子供向けをイメージして訪れるとギャップに驚くかもしれませんが、怖いもの見たさや珍しい体験を求める方にはおすすめのスポットです。