筆者が体験した副業体験について語ります。
今回は大学入試情報をまとめる、というライティング業です。
受注はおなじみ「クラウドワークス」からとなります。
「クラウドワークス」での仕事の受け方については下記記事をご覧ください。
全くの知識ゼロ、経験ゼロの素人がクラウドワークスでWebライターに挑戦しました!
お仕事の内容は大学入試情報のまとめです。
具体的には日本国内にある獣医学部の情報を収集する、といったものです。
筆者としては過去いくつもライティング業を数々経験してきましたが、このお仕事が一番スキルを必要としませんでした。
そのためライティング初心者にはうってつけの仕事と言えます。
今回は獣医学部をまとめるといった内容ですが類似した仕事も様々に存在します。
ここからはどのような仕事内容だったのか解説します。
これからライターデビューする人には是非読んでほしい内容です。
この仕事を通じて筆者も大いに自信を持つことができました。
そのためこのお仕事に少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。
初心者にこそやってほしいライティング
早速気になる仕事内容から紹介します。
「クラウドワークス」での表記は”獣医学科に関する記事一覧”でした。
筆者はかつて獣医師を夢見ていたこともあり、「うってつけの仕事だ!」と喜んだことを今でも覚えています。
クライアントの話を聞いてみるとどうやら獣医学部を目指す受験生のための記事を作成することがわかりました。
自分の記事を読んだ学生が、将来獣医師になると考えると胸が熱くなりますね。
さて、実際の仕事内容ですが、国内にある獣医学部及びその大学の特徴と入試に関する情報をまとめることでした。
2022年現在、獣医学部が存在する大学は国内で約20校ほどです。
これを1校1記事として作成します。
最低文字数の制限はあるものの、越える分には問題がなく、このあたりはゆるかったです。
必須項目として、受験科目、合格基準の点数、合格率など主に数字面の情報についての条件が存在しました。
調査方法は特に指定されず、一部参考サイトをクライアントより紹介されました。
参考サイトが分かるようにすれば、コピペも問題ないという条件付きです。
筆者の場合紹介されたサイトだけでは情報が不足していることからあれやこれやとインターネットに散らばる情報を収集しています。
さて、ここまでで分かるとおり、ライティング業といっても、ライターの意思や考えが反映される部分はほとんどありません。
基本的には確かな情報を集めそれを分かりやすくまとめるだけです。
そのためゼロから文字を書き起こす、という苦労がない一方、事務的な作業面が強い傾向にあります。
しかし当然文字を書く以上は誤字脱字、文体についてはミスが許されません。
また情報収集を行うという作業はどんな記事を作成するにあたっても必須スキルです。
こうした面より、初心者ライターにうってつけの仕事であると感じました。
情報収集よりも選定が重要
次に筆者が行った情報収集の方法について紹介します。
筆者が参考とした情報源は以下の通りです。
- 大学ホームページ
- 大学のパンフレット
- 受験生用の大学情報サイト
以上です。
少ないと思われたのではないでしょうか。
これは十分なのです。
入試情報などは当然各大学にて公表しています。
これこそが正確、確実な情報なのです。
大学のホームページでは入試情報はもちろん、その大学の特徴を知るよい材料です。
パンフレットについてはこれこそ情報の塊でした。
知りたいことがこれ一本に集約されています。
ただしあまりにも情報が多く、受験生によっては不要な情報まで記載されています。
ただでさえ勉強で忙しい受験生が分厚いパンフレットを読み込む時間などありません。
そこで筆者が気を付けたのが「読む対象を絞った記事を書く」ということです。
例えば「数学が得意な受験生向けの入試方法」といった具合です。
この一文を見れば、自分が知るべき情報であるかどうか即座に分かるのではないでしょうか。
一つの大学だけでも入試の種類はさまざまなです。
筆記テストはもちろん、推薦であってもその種類は複数存在します。
そこで受験生にとってどの入試を受ける資格があるのか、そして合格率が高い方法はどれかということを調査しなければなりません。
これらを紹介する際、「〇〇向け、〇〇対象、おススメ」とすることで一つの入試ごとに情報を絞って書くことを心がけました。
これは書き手側としても読み手を想定することで書くイメージが湧きやすくなるため大変有効でした。
この経験より情報収集は大切だが、自分にとって必要な情報を選択することが大事であることを気づかされました。
これは他の仕事であっても重要なことでしょう。
これに気づいて以降、業務スピードが格段に向上しましたね。
何より受験生というかつて自身もその立場にあっただけにターゲット層がイメージができたことも要因の一つかと思います。
やはり経験したかどうかという要素は大きいですね。
気になる報酬は…1文字0.2円
上記の通り、すいすいと業務は遅滞なく進みました。
ここで気になるのが報酬です。
契約時には1記事1,000円となっていました。
これは文字数に関係なく(最低文字数を越え、かつある程度のクオリティが前提)一律の値段です。
そのため、文量が増えれば増えるだけ1文字当たりの単価は低くなります。
筆者の場合平均して1記事5,000文字でした。
そのため、1文字当たり0.2円です。
ライターの報酬としてはほぼ最低金額です。
しかしこの5,000文字の大半が大学ホームページ上に存在する文章を参考としてます。
特に受験科目の内容はそのまま転記せざるえません。
そのため、ゼロから文字を書き起こすほどの労力を必要とせず、0.2円という単価であって、低すぎるという印象はありませんでした(そうはいっても低いことに変わりありませんが)。
よって筆者の結論として、報酬を二の次にするのであれば仕事としては良案件と言えるでしょう。
報酬自体は少ないものの、文字を創造するという労力面が軽減されているのは人によっては良くも悪くもありますね。
また、報酬が低いということはクライアント側も高いクオリティを求めているわけではないとも受け取れます。
そのため気負うことなく仕事に打ち込めるというのは安い報酬におけるメリットといえるでしょう。
まとめ
こうして対象となる大学の記事をまとめ終えました。
その後その記事がどのように掲載されるかといった話はクライアントよりされることはありませんでした。
この点については少々残念でなりません。
しかし自身の記事が少しでも受験生のためになると思うと意義深い仕事であったと言えるでしょう。
1人でも多くの受験生が獣医師になれることを祈るばかりです。
今回は獣医学部の記事をまとめる仕事でした。
しかしこれ以外にも類似案件は必ずあるでしょう。
そしてその中には自身の興味を引く案件もあると思います。
そのため、駆け出しライターでかつ少しでも興味にある案件があればどんどん挑戦することをおススメします。
- まとめ系の記事は情報収集より情報選択
- 文章の創造はほぼ不要
- 報酬は安い
- 駆け出しライターにはおススメの仕事