【2025年3月31日まで】JCBカード利用者注意! 個人情報の第三者へ提供を拒否する方法

JCBは個人情報を第三者へ提供する案内を出しました。

第三者への提供を拒否する場合、2025年3月31日までに設定しなければなりません。
ここでは今回の概要および、拒否する設定方法を簡単に説明説明します。

個人情報を提供したくない人は急いで設定を行いましょう。

 

●この記事でのポイント
・設定ない場合、個人情報が第三者へ提供される
・提供される情報は電話番号やメールアドレスなど
・提供される情報は暗号化される
・提供理由は広告利用

設定は3分で可能、今すぐ変更を

さっそくですが個人情報の提供を拒否する手順をお伝えします。

この設定ができるのは2025年3月31日までとなります。
それ以降の設定変更についての案内はありません。
拒否する場合は期日までに対応しましょう。

①JCBのサイトへログインします。

②「お客様情報の変更」→「お客様情報の照会・変更」を選択します。

③画面を下までスクロールすると「匿名情報の提供や個人情報の第三者提供の拒否」を確認します。
「個人情報の第三者提供」が「拒否する」となっていれば提供は拒否されます。
設定前の状態では「設定していない」となっています。
これを「拒否する」に変更するため「設定を変更する」ボタンをクリックします。
ちなみに「匿名加工情報の提供」も合わせて拒否しておきましょう。

※匿名加工情報の提供とは

匿名加工情報とは、特定の個人を識別することができないように個人情報を加工し、当該個人情報を復元できないようにした情報のことをいいます。 JCB公式サイトより一部抜粋 https://www.jcb.co.jp/pop/tokumeikakou.html

 

④「匿名情報の提供」、「個人情報の第三者提供の拒否」より「拒否する」をクリックします。
※画面のように「拒否登録を解除」となっている場合、拒否に設定済です

 

以上となります。
非常に簡単なのですぐにやりましょう。

詳細はJCBのサイトでも解説されています。合わせて確認しましょう。

親切?ありがた迷惑? 個人情報提供の背景について

今回第三者提供する理由について、JCBではこのようなコメントを発表しています。
つまりはお客様に対して必要な広告案内を提供する、という背景があるようです。

JCBでは、必要な情報をお客様へ適切にお届けするために
・お客様の情報をもとに、対象を限定した通知や広告を行う仕組みを導入します。
・お客様の情報(Eメールアドレス・電話番号)は、元の情報に復元できない加工(ハッシュ化)を行い、本ページ掲載の企業の保有する情報との突合に利用します。 JCB公式サイト 一部抜粋

https://www.global.jcb/ja/policy/privacy/thirdparty.html

続いて利用目的と提供先です。

JCBの公式SNSアカウントで各種案内をする、具体的には

・重要書類発送のお知らせの配信
・MyJCBお支払い予約登録期限のお知らせの配信など

JCB公式サイト 一部抜粋

https://www.global.jcb/ja/policy/privacy/thirdparty.html

気になる情報先も開示されています。

Google LCC(米国カリフォルニア州)

Microsoft Corporation(米国ワシントン州)

Meta Platforms, Inc(米国カリフォルニア州)

LINEヤフー株式会社(日本)

アマゾン ジャパン合同会社(日本)

株式会社NTTドコモ(日本)

株式会社D2C(日本)

株式会社AJA(日本)

株式会社AbemaTV(日本)

X Corp.(米国カリフォルニア州)

Criteo SA(フランス)

RTB house(ポーランド)

上記のように日本以外に国外への提供もあるようです。
有名な企業が揃っていますが、とはいえ不要な個人情報の提供避けたいところです。

今後も増える?

今回はJCBのカードが対象でしたが、今後は他のカード会社も追従するかもしれません。
また、カード会社以外にもこうした個人情報の提供というのは増えていくことでしょう。
企業側としてはより快適なサービスを提供する目的があるものの、利用者としてはやはり
懐疑的にならざるえません。

インターネットという媒体を使う以上情報のやりとりは増えていくことでしょう。
我々使用者としては適切に情報が利用され、利便性の向上を期待すると共に、
不正利用についても目を光らせていかなければなりません。

 

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