小さな子供と旅行に行く場合、不安なことは何ですか?
ベビーカーを持っていくのが負担になる。
でも途中で子供が歩いてくれなければ。
その場合ずっと親が抱っこするのか…。
ベビーカーは便利な一方、外出先にはかさばります。
また、公共交通機関に乗る場合には他の乗客の邪魔とならないよう注意しなければなりません。
そんな不安を解消してくれるのが今回ご紹介する
『子供が乗れるキッズ用キャリーケース』
です。
筆者が実際に海外旅行した際の感想を交えながらレビューします。
・『MOKUBA』のメリット、デメリット
・『MOKUBA』の安全性
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子供が乗れるキッズ用キャリーケース「MOKUBA」について
今回紹介する商品、子供が乗れるキッズ用キャリーケース「MOKUBA」。
その名の通り木馬のように子供が乗れるキャリーケースです。
長期旅行には必須のキャリーケース。
この上に子供を乗せることができればベビーカーは不要なのでは?
そんな要望に応えた画期的な商品です。
キャリーケースが『L』型となっており、取っ手と足を乗せる場所、身体を固定するベルトが付属しています。
これ以外は通常のキャリーケースは違いはありません。
ダイヤル式のTSAロックも備えているためセキュリティーも万全です。
子供を乗せてあとは大人がいつものとおりキャリーハンドルをひけばあっという間に子供乗り物に変身です!
基本スペック
以下筆者が実際に利用したケースの基本情報です。
・容量:約21L
・重量:約3.8kg
・対象年齢:3歳~12歳(50kgまで)
子供の4日間分の荷物を入れてもまだ余裕がある容量です。
重さは荷物が入っていると重いため、キャスターで移動させるのが必須です。
価格
気になる価格は約1.8万円。
筆者の場合は購入せず、インターネットでのレンタルを選択しました。
いきなり購入するのは抵抗がある場合、レンタルがおすすめです。
レンタルの場合日程やオプションによりまちまちですが筆者の場合4日のレンタルや1万円ほどでした。
大人が使用するキャリーケースと比べてみてもさほど大きな差はありません。
レンタルサイトはこちら
安全性は問題なし
安全性を気にする親御さんは多いのではないでしょうか。
感想として、仕様通りの使用法であればなんら問題ない、といえるでしょう。
取ってがやや心無いものの足の置き場はしっかりしており、なにより身体を固定するベルトがしっかりしています。
そのため子供がおとなしく乗っている間であれば特に危険なことはありません。
一方で坂道や足場の悪い道については安定してキャリーケースを移動させることが難しいため、子供の身体もふらつきます。
結果、子供の足が地面について立ち上がり、身体がベルトから抜けることもありました。
危険、というのほどではありませんがうまく乗るのが難しいケースも存在することをあらかじめ認識しておいたほうがよいでしょう。
またキャリーケースの準備ができたらいきなり外で実践するのではなく一度家の中で子供がおとなしく乗っているか試運転することも必須です。
筆者の場合落ち着きのない子供でしたが、このキャリーケースを気に入ったらしく最初からおとなしく乗っていました。
むしろ旅行中も乗りたいとせがむほどなので子供にとっては乗り心地の良い楽しい乗り物、といえるでしょう。
国内はもちろん、海外でも認知度が低い
筆者も『MOKUBA』についてインターネットで調査するまでその存在を知りませんでした。
しかし利用者のレビューを見る限り、知っている人は知っているアイテムらしく、メジャーな存在であると認識していました。
そのため空港に着いた時、誰一人として『MOKUBA』を利用しておらず少々気恥ずかしい思いをしたものです。
物珍しいのか、空港内ではすれ違い人々からの視線を何度も感じることがありました。
海外に至ってはすれちがいざまに笑われることもしばしば(馬鹿にしているというような悪意のあるものではなくほほえましいものをみる雰囲気です)。
まだまだ普及していないようなので目立ってしまう、というのが一つの欠点かもしれません。
ここがいいところ、悪いところ
ここまででこの『MOKUBA』についてのメリット、デメリットをまとめてみます。
<メリット>
・ベビーカーの代わりとなる
・子供が喜ぶ、または大人しくなる
<デメリット>
・特徴的な形状のため物によっては収納を制限される
・足場の悪いところでは安定して子供を乗せることができない
・特徴的な形状のため空港での荷物預けの際、係の人に対応してもらう必要がある(空港による)
・目立つ
といったところでしょうか。
通常のキャリーケース代わりとして利用できる反面、やはり容量は少なくなってしまうため、完全な代替は不可です。
あとは子供安全だけ気を付ければとても役立つ一品でしょう。
まとめ
ベビーカーを旅行先にもっていくのがつらい。
そんな悩みが少しでもあればこちらの『MOKUBA』の利用を是非検討してみてください。