子供の習い事。
親にとって何を習わせたいかは悩みの種です。
いつ、何をどのように。
スケジュールは?
予算は?
子供の成長、メリットは何?
子供の成長具合、習わせることで期待できる効果など、人それぞれに一概に何がよいとは言えません。
そんななかでもとりわけハードルが低い(協調性のない子供、集中力が続かない子供、予算的にも)習い事。
それが『リトミック』です。
今回はリトミック教室に実際に2年間通った際のレビューを行います。
どんな子供にとってプラスとなるか。
予算は?
どのようなメリット、効果があったなど、気になる点を中心にお伝えします。
・リトミックの概要→予算は月5000円、親と一緒に楽しく音楽と遊びを交えた運動
・リトミックのここが良いところ→音楽に親しみやすくなる、大人も参加できる、初の習い事として気軽に参加できる
・こんな子供におススメ→集中力が低い子、協調性が低い子
リトミックとは
はじめにリトミックについて簡単に解説します。
※私が2年間通った経験にもとづく定義です
『リトミックは音楽と遊戯を自由に楽しむ時間』です。
一般的な定義では小さな子供が音楽を通じて身体を動かしたり歌いながら感性やリズム感を養う、といったところです。
概ねその認識に違いはありませんでした。
これだけきくと音楽性を養う、将来は音楽家を目指す子供むけと思いがちかもしれません。
しかし実際はそこまでハードルが高いものでもありません。
音楽が好きであれば歌が歌えなくても踊りが上手でなくても問題なかったです。
そもそも幼児の段階でうまい下手もないですが。
ともかく私が言いたいのは、気負うことなく楽しめる時間のため、気になったら体験しよう、ということです。
リトミックはこんなことをやります
では実際のリトミックの詳細をお伝えします。
時間は約50分。
隔週土曜日(月2回)に行います。
欠席の場合は別の日に振り替え可能です。
先生一人に対して生徒が5人ほど。
年齢ごとにコースが分かれています。
詳細な体験内容は以下のとおりです。
・挨拶の仕方
・小道具(フラフープやハンカチ)を使った踊り
・楽器の絵を見ながらジャンプ
・果物の絵を使った神経衰弱
・シール貼り、折り紙
・数字の数え方 などなど
基本的には先生が小道具を用意し、子供に貸与。
ピアノを演奏しながらこれらの行動を使って、部屋全体で動き回ります。
部屋全体は防音使用のためうるさくしても問題ありません。
この際先生の指示に従って親と子供が一緒になって走り回ったり、時にはゆっくり歩いたりさまざまな動きを行います。
子供が好き勝手に動く場合には特に強制することもなく好きにさせます。
※他の子供に迷惑がかかる場合はその限りではありません
そのため子供のペースで楽しめるため、そこまで気を張ってクラス全体の動きに合わせる必要がありません。
これが本当にありがたいです。
これもだんだんとなれてくると協調性を身に着け、指示された動きを行ってくれます。
月謝は少々高め?
気になる月謝ですが、当然通うところによってピンキリです。
わたしが通っていたところは隔週(月2回)で5,000円でした。
他の習い事(例えば水泳や体育など)は毎週1回通い(月4,5回)で月10,000円前後が多いのではないでしょうか。
これを考えると1回あたりの月謝は割高に感じますね。
これ以外に年に一度スポーツ保険料が発生します。
他に任意でかかる費用として、通いの際に使うバック。
特に指定はありませんがプリントを挟むバインダーを入れることができる長方形のバックがよさそうです。
服装については動きやすいもので問題ありません。
指定のものはないため、好きな服がOKです。
リトミックのメリット、デメリット
・子供のペースで通える
・隔週のため大人も子供も疲労度が低い
・少人数制のため、最初の習い事としてハードルが低い
・リズム感、音楽を楽しいものとして認識できる
・音楽以外にも礼儀や手遊びも楽しめる
・月謝が他の習い事に比べて割高
・本格的、専門的な知識や経験は期待できない
・大人も参加しなければならないため、大人の時間的都合予定も合わせる必要がある
こんな子供こそ習うべき
内容、通うことで得られるメリットを考慮した結果、
音楽が好き!でも他の子と協調が難しくマイペースな子
といったところでしょうか。
大人としても子供の最初の習い事として、試しに行うのに最適でしょう。
毎週通うのも大変。
でも何かを気軽に習わしたい。
そんな親御さんにもぴったりでしょう。
最初の習い事にリトミック。
是非ご検討ください!