夏本番。
今回は、さいたまスーパーアリーナで絶賛開催中の
『さいたま恐竜展’25』
をレビューします。
夏休みの思い出づくりにぴったりなこのイベント。
実は公式HPでは詳しい内容がほとんど紹介されていないため、事前情報が少なく不安に感じる方も多いはずです。
そこで本記事では、実際に訪れて分かった見どころや注意点を詳しくご紹介します。
これから行く予定の方は、ぜひ参考にしてください。
イベント概要
場所:さいたまスーパーアリーナ けやきひろば
開催期間:2025年7月25日(金)~8月17日(日)
10:00〜18:00(最終入場 17:30)入場料:
大人(高校生以上)1,000円
子ども(2歳〜中学生)800円
※2歳未満は無料
※前売り券を購入し、平日に訪れると割引あり
本イベントはさいたまスーパーアリーナ開業25周年記念として開催されています。
会場名は「さいたまスーパーアリーナ」となっていますが、実際の会場はアリーナ前の『けやきひろば』です。
アリーナ本体では別のコンサートやイベントが行われているため、うっかりそちらの人の流れについて行かないよう注意しましょう。
さいたま新都心駅改札西口からアリーナ側へ歩き、アリーナ前にあるエスカレーターから降りましょう。
当日は入場開始10分前くらいから列ができ始め、来場者の多くは小学生未満の子ども連れファミリーです。
屋根付きではありますが、雨が降っている場合、会場内の一部は降られます。
また空調が効いていないため暑さ対策は必須です。
先に正直にお伝えすると、他の恐竜イベントと比べると小規模です。
滞在時間は長くても30分程度でしょう。
人によっては15分で終了、なんてこともありえます。
このイベントを端的にまとめると
メリット:空いた時間に気軽に立ち寄れる
デメリット:入場料に対して内容が物足りないと感じる人も
そのため、会場はそこまで混雑しておらず、入場直後であれば恐竜とのツーショットも撮りやすいです。
「ガッツリ楽しむ」よりは、気軽に立ち寄れる穴場スポットという位置づけで訪れると満足度が高いでしょう。
動く恐竜が4体+標本が3体
ここからは会場の見どころをまとめています。
入場特典は恐竜カード
入場時にランダムで恐竜カードがもらえます。
大人ももられるため、カードが重複内容にしっかり吟味して選びましょう。
骨格標本は3体
会場にはティラノサウルスをはじめ、合計3体の恐竜骨格標本が鎮座しています。
アンキロサウルスには専用フォトスポットもあり、記念撮影にぴったり。
ただし、目玉のはずのティラノサウルスは、真正面に設置された動く恐竜ロボットの迫力に押され、子ども人気はやや低めです。
動く恐竜は4体
ティラノサウルス … 1体
トリケラトプス … 3体(うち2体は子どもサイズ)
鳴き声をあげ、口やしっぽが動くなど、かなりリアルな演出。
この動く恐竜たちこそがイベント最大の目玉です。
入場直後に真っ先に向かえば、恐竜とのツーショットも可能です。
化石展示
アンモナイトや恐竜の糞化石などが展示されていますが、正直、子ども受けはイマイチ。
落ち着いて見学したい大人向けのコーナーと言えるでしょう。
化石発掘体験(別料金800円)
入場料とは別に800円で体験できます。
内容は「砂場から石や化石を探す」というもので、発掘というより砂遊び感覚。
実際にハンマーや杭を使うわけではないため、小さな子どもでも安全に楽しめます。
目玉はアンモナイト化石。これを発掘できれば、800円はお得かもしれません。
物販コーナー
恐竜関連グッズが販売されていますが、イベント限定品ではなく既製品が中心です。
化石発掘体験と同様、支払いは現金のみなので、来場前に用意しておきましょう。
総評・まとめ
正直なところ、このイベントのメインは動く恐竜ロボット。
そこに化石発掘体験を追加するかどうか、という構成です。
会場自体は広くないため、最速で見て回れば5分程度で終了してしまうこともあります。
そのため、「入場料1,000円でこの内容か…」という印象を受ける人もいるでしょう。
とはいえ、気軽に立ち寄れるのは大きなメリットです。
このイベント単体を目的に1日を組み立てるのではなく、他の用事や観光のついでに訪れるくらいがちょうど良いでしょう。
おすすめは、会場の最寄り駅・さいたま新都心駅の東口にある巨大商業施設『コクーンシティ』とのセット訪問。
買い物やグルメ、別のイベントと合わせれば、全体的な満足度はぐっと上がります。
よろしければ夏の思い出の一つとして参加してみてはどうでしょうか。