都会で本格的な農業体験 シェア畑について

  • 2022年5月8日
  • 2022年5月8日
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お家時間が増えた昨今。
新たに挑戦したいことがあるのではないでしょうか。
今回紹介するのは、都会でも本格的な農業体験ができる『シェア畑』です。

家で家庭菜園したいけど庭がない。
マンションのベランダを使用したいけど規則で禁止されている。
場所は確保できたけど知識がない、やり方が分からない。
いきなり用具など購入しても続けること不安。

このように家庭菜園をするのには案外ハードルが高かったりします。
しかし今回紹介する『シェア畑』はこれらを一気に解決してくれます。

筆者の実体験を交えながら解説します。

『シェア畑」とは

『シェア畑」とは東京都内を中心とした民間企業が運営するレンタルできる畑のことです。
利用者は月額費用を支払い、畑の一区画をレンタルできます。
これだけであれば市役所など行政が運営するレンタル畑と大差ありません。
シェア畑の大きな特徴はアドバイザーが徹底サポートしてくれる点です。
種まきから収穫までのプロセスを講習会を通じて教えてくれます。
また、ほぼ毎日アドバイザーが畑に常駐しているため、不明な点についてその都度質問することができます。
さらに畑に必要な用具、苗や種といった必要なものは全て無料で利用できます。
そのため、利用者は畑作業をする格好だけ用意すればあとは何も必要ありません。

初心者はもちろん、手軽に野菜を育てたい方にはうってつけのサービスと言えるでしょう。
月に1度ほどある講習会で知識を学びます。
そして週1,2回ほどのペースで畑に向かいお世話することになります。
苗植えや収穫といった大きなイベントを除けば普段の作業時間は30分ほどで終わります。
育成状況の確認や水やり、雑草ぬきなど週に1度ぐらいであればさほどハードルも高くないでしょう。

これを春夏野菜、秋冬野菜の1年間単位で育てていくことになります。

また野菜を育てるだけでなく、育てた野菜を使ったカレー作成や芋堀といったイベントも体験できます。

この他詳細については実際のホームページをご確認ください。

こんなにもいいことづくめ

『シェア畑」の利用することで様々なメリットが存在します。

  • 初心者でも手軽に野菜作りができる
  • 用具、場所、知識が不要
  • 採れたて有機野菜を食べることができる
  • 都会にいながら土いじりができる
  • 将来自分の畑をもった際の予行演習ができる
  • 食育を学ぶことができる
  • 他の利用者と交流を持てる

なんといっても手軽に野菜作りを始められるというのが一番のメリットでしょう。
お子さんがいる家庭の場合には土いじりをやらせる絶好の機会といえます。
また、野菜を育てることで食べること、食べ物の大切さも学ぶことができます。
この他、他の利用者やアドバイザーと交流することも可能です。

こんな人におススメ

何度も申し上げますが『シェア畑』は野菜作り初心者にこそおススメのサービスです。
充実したサポートにより”失敗しない野菜作り”が体験できます。
止めようと思えばいつでもやめることができるため気軽に始めることができます。

一方でこんな人にはおススメしません。

  • 既に野菜作りの経験を一定以上積んでいる
  • 自分好みの菜園を作りたい人
  • シェア畑より住まいが2km以上離れている人
  • 週に1度、野菜作りのために1時間以上の時間を確保できない人

当然のことですが、既に野菜作りがベテランの人には不向きです。
『シェア畑』では初心者を前提とした講習会が中心となります。
そのため、ある程度経験をもった人であれば物足りない可能性が高いです。
また、野菜についても失敗しづらいものが対象であるため、自分で決めた野菜を育てたいと思う人も同様です。
この上重要なのが、畑と住まいの距離です。

週に1度程度とはいえ、原則1年間を通じて野菜のお世話をすることになります。
そのため畑との距離が自転車を使って苦にならない程度の距離でないと後々、面倒となる可能性が高いです。

申し込み方法は至って簡単

ここまで読んで興味を持たれた方は是非、一度オンライン説明会の参加することをおススメします。
まずは運営会社による説明を聞いたうえでレンタルするかどうか検討してみてはどうでしょうか。
以降は、畑をレンタルするまでの流れです。

  1. 畑が住まいの周辺にあることを確認する
  2. オンライン説明会に申し込み、参加する
  3. 説明会後に運営会社より電話連絡があるため、畑の見学日時を調整する
  4. 畑の見学、詳細な説明を聞く
  5. 問題なければその場で契約(必要書類の記載)する
  6. 後日、レンタル料を入金する
  7. 初回作業のレクチャーを受ける

説明会に申し込んだからといって契約しなければならない、という義務はありません。
まずは気軽に参加、話を聞いてみましょう。
なお気になる畑があった場合でも既に畑に空きが存在しない場合もあります。
この場合は畑が空き次第の契約となります。
空き状況についてはホームページ上からでも確認できます。
あらかじめ空き状況を確認しておくとよいでしょう。

オンライン説明会の申し込みはこちら

気になるお値段は

ではいよいよ気になる値段について説明します。
『シェア畑』は年間契約となります。
そのため月額使用料×12ヶ月分を前払い一括支払いとなります。
ここに一度のみ入会金がプラスされます。
月額使用料は畑の場所とウネの数によって変動します。
畑の多い地域であればそれだけ安くなります。
逆により都心など畑の絶対数が少ない、土地代が高いところほど高い傾向にあります。
ウネとは畑の広さをさします。
1ウネで約2,3種類の野菜を育てることができます。
『シェア畑』では2~4ウネの中から選択することになります。
畑の場所によっては特定のウネ数のみ、利用可能な場合があります。
多くの畑では2または4ウネからレンタルでき、一部で3ウネも利用可能といったところでしょう。

これをもとに実際に月額使用料は下記の通りになります。
下記は東京都内における最安値と最高値です。
やはり畑が多い練馬区が圧倒的に安い傾向にあります。
最高値の目黒区と比べると2倍以上に月額料となります。

所在地2ウネ4ウネ
東京都練馬区6,400円9,200円
東京都目黒区14,000円×
入会金は一律11,000円

このように同じ東京都内であっても月額料金には大きな開きがあります。
他の地域であっても最安値であれば6000円代と考えればよいでしょう。
よって、2ウネの年間であれば入会金を含め、総額87,800円~179,000円となります。
市役所といった行政が運営するレンタルの畑については最安値で月額400円です。
その差は圧倒的ではありますが、この場合の市からのサポートは一切ありません。
用具の準備などは自身で準備する必要があり、初期費用がかさみます。
また自身で運用するため初心者にはハードルが高いといえるでしょう。
『シェア畑』とはこうした初期費用を抑え、手厚いサポートを受けることができる費用が発生していると考えてください。
暴論となりますが、畑のレンタルに加え、それ以外の面倒ごとをお金で解決していると思えば決して高い利用料ではないでしょう。
これが安いか高いかについては各々の判断基準があるかと思います。
これらを納得の上、利用できるのであれば利用すべきでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
これから始めるのであれば春夏野菜に間に合うタイミングです。
ちょっとでも興味をもった場合には是非一度説明会に参加することをおススメします。

また今後、筆者の野菜育成の過程についてはブログにて順次お伝えする予定です。
よろしければこちらもご確認ください。

  • 初心者でも手軽に野菜作りを始めることができる
  • 用具、畑、知識不要
  • 月額6,400円より利用可能
  • 畑の地域によって月額料金は変動する
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