【シェア畑】春夏野菜苗植え・種まきレポート【第3回】

  • 2022年6月10日
  • 2022年6月10日
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「シェア畑」のレポート第3回目をお伝えします。
※第2回のレポートはこちらから
前回のレポートより3週間が経過しました。
その間大きな動きもなく、水やりと虫のチェックに終始しています。
そして今回、苗植え・種まきより1ヶ月が経過しました。
今回新たな動きがあったため、お伝えします。

ピーマン

順調に育ってきたと思いきや、上記写真に違和感がないでしょうか。
そうです。
前回の紹介した苗と違います。
今回植え替えました。
この苗植えしてからの1ヶ月、成長具合がいまいちよくありませんでした。
アドバイザーと相談した結果、害虫被害に合っているかもしれないとのこと。
意を決して苗を掘り返すとそこには”ネキリムシ”が!
その名の通りネキリムシは植物の根を機って食べてしまう虫のことです。
これに根を食われてしまえば根が水や養分を吸収することができず、結果苗の成長が止まってしまうのです。
苗植えの際にこのネキリムシについては注意するようアドバイスがあったのですが、まさか自分の苗が食われているとは思いもよりませんでした。
ぱっと見、成長具合こそ遅いものの葉の見た目については何の問題もありませんでした。
これまでは茎や葉といった目に見える部分にだけ注意を払っていただけに土の下はノーマークだったのです。
成長が遅いことをアドバイザーに伝えた際、即座にこのネキリムシが原因だと断言されました。
ネキリムシがいるかどうかをチェックするには一度苗を土から出さなければなりません。
そのため労力がかかるうえ、問題がなかった場合にも苗を植え替えなければなりません。
しかしこうした決断を即座に判断できるのアドバイザーはさすがベテランと感心しました。

その後ネキリムシを取り除き、新たな苗を植えました。
残念ながらこの1ヶ月は無駄に終わりましたが、これも良い経験と割り切りました。

ナス

ナスについては順調そのものです。
葉が大きくなり、その裏側にはアブラムシをちらほら見かけることが多くなりました。
無農薬で虫よけすることは可能ですが、すでに存在する虫は手で取り除かなくてはなりません。
筆者は虫嫌い(アリを触るのもためらうレベルです)ですが、アブラムシぐらいであればなんとか対応できています。
農業とは切っても切り離せない存在、それが虫です。
今後この虫たちとどう向き合っていくのかが課題となると思われます。

サンチュ

種まきより1ヶ月たっても未だ芽が出ませんでした。
アドバイザーに確認したところ、もしかすると水やりなどによって種が土より流れ出た可能性があるとのこと。
植えなおすにしてもこのタイミングからでは季節の関係上難しいようです。
サンチュは諦めるかとおもったところで幸か不幸か、筆者のミスにより1ヶ所だけサンチュを確保できていました。
なんとトマト、エンドウと同じウネに植えていたのです。
どうやら本来バジルを植えるところにサンチュの種を誤って植えていました。
結果こちらについてはしっかり育っており、とりあえずこのまま育ててもよいことになりました。
一方でバジルについてはトマトのコンパニオンプランツ(一緒に植えることで育ちがよくなる植物のことです、詳細については第1回レポートを参照くださいの)のため別途植えなおさなければなりません。
そのため現在サンチュを植えている隣に植えなおしました。
また、本来サンチュを植えるところについてはリーフレタスであれば育てることができるとのアドバイスをいただき、こちらに変更しました。
こうした緊急事態についても臨機応変に対応、アドバイスしてくれる点は初心者にとってはアドバイザーがたいへん心強く感じました。

エンドウ

すくすくと成長してきました。
1穴4粒ずつ種を植えていますが、今回半分の苗を間引くことになりました。
元々は予備として4粒植えていましたが、問題なく成長できているのであれば間引く必要があったのです。
このまま4粒全てを育てようと思うと養分が不足するためです。
育てすぎてもよくない、ということですね。

トマト

茎や葉がかなり伸びてきました。
現在の支柱はあくまでも仮であるため、近々本支柱(さらに長い支柱)を設置する必要が出てきました。
※上記写真手前がサンチュ、その奥には新たな植えたバジルとなります

まとめ

今回は植え替え、間引きなどこれまでの世話とは異なる作業を多々行いました。
イレギュラー続きでしたがいざ対応してみるとなんとかなるようです。
とはいえ一人で対応できるかといえば難しかったことでしょう。
今回はつくづくアドバイザーのありがたみが身に染みた体験となりました。

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