3ヶ月ぶりのシェア畑の更新です。
そしてこれが最後のレポートとなります。
約2年、シェア畑を続けてきました。
今回止めるに至った理由として当初の目標が達成できたこと。
通うのがおっくうになったことがあげられます。
その目的とは
野菜を育てるための知識、経験を積むこと
です。
1年を過ぎて2年目に突入して以降、新たな経験が少なく、
今後も似たような作業となるようであればもう大丈夫だろう、という意識がありました。
そのためきりよく2年できっちりとやめることにしました。
またこの他、現在の自身の状況について週に一度畑に出向くことも困難なほど忙しい状況にあります。
ここ数ヶ月は月に1,2度ほどしか出向くことができず今後もその可能性が高いことから上記の理由に加え
止める決意を後押しした次第です。
さて今回最後に収穫したレポートと、これまで収穫した成果についてまとめてみました。
畑をやることで野菜を購入するよりもどれほどお得であったかという調査結果もお伝えします。
「シェア畑」のレポート第81回目をお伝えします。 雪がふりそうな寒さが続きます。 収穫間近のこの頃。 やはり今回も動きなしです。 [sitecard subtitle=前回レポートはこちら url=https://s[…]
これが最後の収穫
最後の収穫物は小ぶりなキャベツ2玉です。
どちらも市場で出回ってるものより小さいものの、味は普通のキャベツでした。
追肥を2度ほど行っただけで特に苦労したこともありません。
一時は虫にやられましたが、植えなおしたことで事なきを得ました。
これなら自力で育てることも簡単なのではないかと実感しました。
2023年度の成果物
結果2023年度の以下のものが収穫できました。
・モロヘイヤ→たくさん
・オクラ→21個
・トマト→12個
・キュウリ→7本
・キャベツ→2玉
2022年度と比べて数は少ないものの、重量、大きさを比較すればほぼそん色ないものかと思います。
いくら分収穫できたのか
ここでは収穫物が果たしてどれほどの価格分だったのかを調査します。
1個当たりの市場価格×個数として算出しました。
ただし市場に出回っている品質より低いことを考慮し、価格は低めに設定しています
種類 | 個数 | 1個当たりの市場価格 | 合計価格 |
モロヘイヤ | 3束と仮定 | 140 | 420 |
オクラ | 21 | 27 | 567 |
トマト | 12 | 100 | 1200 |
キュウリ | 7 | 80 | 560 |
キャベツ | 2 | 200 | 400 |
合計 | 45 | ー | 3147 |
結果3,147円
1年で約3000円分の野菜をとることができました。
シャア畑の1年間の使用料が約80,000円を考えると元とれたとは言えません。
もっとも当初より使用料以上のお得を求めていたわけではありませんが。
しかしこうして考えると農家さんが儲けようとすると大変なことなのだと実感できました。
まとめ
2年間の所感として
・やってよかった
・最後まで気軽に気負うことなくできた
・芋ほりなどなかなか体験できないイベントに参加できた
・最低限の家庭菜園の知識を学ぶことができた
こんなところがあげられます。
そのため手軽に畑を始めたい、という人にとってはシェア畑を始めるという選択肢は大いにありかと思います。
ここで何年か経験と知識を蓄積し最終的には自分の手で畑をはじめるという流れが理想ではないでしょうか。
アドバイザーによる手助けや農具のレンタルといったサポートがしっかりしているため、使用料さえケチらなければ
手軽の始めることができます。
一方で好きや野菜や収穫量などは決められていることからある程度の経験者にとっては物足りなく感じるのも事実です。
少なくとも2年間経験した筆者であっても「もう十分」と感じたぐらいです。
最も引き続き手軽に気軽にやりたいというのであればずっと続けるのもありです。
そこは費用対効果を考えながら各自で選択すればよいものかと思います。
これまでレポートを見続けていただきありがとうございます。
今後新たに畑を別に形で再開した際にはまた報告したいと思います。