1等12億円の当選者が2022年1月現在、いまだに名乗りでていません。
2021年2月8日に発表されたサッカーくじ「MEGA BIG」。
くじを運勢する日本スポーツ振興センターは2022年1月13日に異例の呼びかけを行いました。
払い戻し期限は2022年2月9日とすでに1ヶ月を切っています。
このまま当選者が名乗り出ない場合果たして12億円は誰が手にするのでしょうか。
気になる当選者の情報についてまとめてみました。
「MEGA BIG」 を購入している人が周りにいましたら是非声をかけてあげましょう。
もしかするとちょっとしたおこぼれがいただけるかもしれません。
サッカーくじ「MEGA BIG」 とは
「宝くじが当たれば仕事を辞めて好きなことをするのにな~」。
サラリーマンであれば一度は考えたことはあることでしょう。 「MEGA BIG」 ではそれが可能となります。
「MEGA BIG」はサッカーの試合結果が購入したくじの結果と一致すれば当選額をゲットできます。
サッカーの試合結果と聞いて「それっとtotoじゃないの?」と思った方もいるでしょう。
totoの場合はくじの購入者がサッカーの試合結果を予想して購入します。
一方「MEGA BIG」では売り手側が試合結果ランダムに決め、そのくじを購入するのです。
12桁の数値がランダムで割り振られ、その数値と連動する12試合の試合結果が全て一致すれば1等当選、というわけです。
よってサッカーの知識は全く必要がなく、完全な運任せのくじとなりますね。
totoであったり競馬のように予想することが不要であり、初心でも手軽に購入できるが大きな違いでしょう。
そして 「MEGA BIG」の最大の特徴は1口300円で1等12億円という、宝くじ史上最高額が狙える、という点です。
ただし12億円を狙えるのはキャリーオーバーが発生している時に限られます。
※キャリーオーバーとは前回のくじにて当選者がおらず、当選金額が次回に持ち越されることです
キャリーオーバーなしの場合であれば最大7億円となります。
今回はキャリーオーバー中であり、その12億円がついに出た、というわけです。
当選確率は落雷に打たれるぐらい
気になる1等当選確率ですが、公式サイトによりますと約1680万分の1とのこと。
1680万分の1 とはどれほどがピンとこない人も多いことでしょう。
よく例えで出てくるのが落雷に打たれる可能性と同じ、です。
落雷は年間約3,000人ほどが被害にあってるそうです。
そう考えるとなかなか可能性は高いのではないでしょうか。
しかしより身近な例を出してみるといかに低確率であるかが実感できます。
サイコロを9回連続で振って全て同じ数字を出し続ける、これが当選確率とほぼイコールです。
どうでしょうか。難しいではなくもはや無理というレベルでしょう。
それでも12億という可能性があるのであれば試したくなるのが人間というものでしょう。
ちなみに 「MEGA BIG」 は「BIG くじ」シリーズの一つであり、当選確率が最も高い「mini BIG」というくじも存在します。
こちらは約2万分の1の確率で最高100万円を手にすることができます。
「MEGA BIG」 よりも圧倒的に狙いやすいという気持ちになったのではないでしょうか。
しかし残念ながらこちも中々の確率だったりします。
先ほどのサイコロに例えると今度は9回連続して1または2を出し続ける、ことになります。
一攫千金を狙いで 「MEGA BIG」 を購入する場合も、 「mini BIG」で少額当選を狙う場合、どちらにしても困難であることは同じのようですね。
当選者がいない場合、国内のスポーツ振興の財源に
気になるのがこのまま当選者が現れなかった場合の12億の行方です。
予想がつきますがこの場合 日本スポーツ振興センター の財源へ、一部が国庫に入るとのこと。
「胴元の丸儲けじゃないか!」と憤慨する方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
日本スポーツ振興センター の財源となれば国内のスポーツ振興ための財源となる、と考えることもできます。
元々くじの収益の一部は国内スポーツ振興ために使用されています。そのため今回の12億についても全額とは言えませんが、国内のスポーツ団体等に寄付や設備投資、選手育成のための費用としてあてられることでしょう。
こう考えるとくじを購入するだけでも大変意義のある行為とも言えますね。
当選くじの購入場所は
12億円の当選くじが出たのは大分県佐伯市にあるローソンで販売されたくじです。
これ以上の情報は分からないようです。
例えばがこれがネット上で購入された場合であれば会員情報より購入者を特定することができます。
またネット購入には当選時に当選金額を自動で指定の口座に振り込んでくれる、というサービスを行っているくじもあります。
リアル店舗で宝くじ購入を習慣化している人は多いのではないでしょうか。
くじを手元に当選結果を確認する、というのは当たらないと思っていてもドキドキする瞬間ですよね。
しかし今回のようなな悲劇となる可能性を秘めていることもリスクとして念頭に置かなければなりません。
もはや当たるかどうかというより、購入したことで満足していまう人も多いことでしょう。
今回の当選者もそのような人ではないでしょうか。
もしそうであれば 佐伯市 は市をあげて当選者を探してみるべきだと筆者は考えます。
億万長者が市民になればそれが市内に還元され、市の発展に繋がるのではないでしょうか。
夢を買う、だけで終わらせないで!
果たして当選者は現れるのでしょうか。1年前のことのためすでに記憶ないなどそもそも購入した自覚がない人である可能性。または当選したことを認識しているが名乗り出ることができない状況にある可能性。パターンとしてはこの2つでしょう。前者については周囲からの呼びかけにてなんとかなる可能性があります。
しかし後者となると難しいでしょう。名乗り出れない可能性は多々あると思いますが、考えらえるのは当選くじを紛失した、という場合です。どこかに当選番号をメモしており、当選が分かったものの、肝心のくじがどこにもない、ありそうですね。名乗り出た場合であっても証拠がないため、ひやかしとして処理されるだけでしょう。
その他考えられるパターンを列挙してみました。
- 未成年が購入→親が代わりに名乗り出るはず
- 当選くじを第三者から譲渡された→譲渡した人にバレると面倒になる
- 大金持ちが購入→12億円など気にも留めない大金持ちが購入し、名乗り出るのが面倒
- 小心者が購入→12億円という巨額によって人生が変わることを恐れた
- 無欲な一般人→当選額ではなくくじを購入することを目的とした人であり、お金に興味がない
- 関係者が購入→世間からの不正を疑われることを恐れ、名乗り出られない
- 犯罪者が購入→名乗り出たことで過去の事件について掘り返される可能性を恐れた
いかがでしょうか。どれも現実的ではありませんね。
果たして真相が分かる日が来るのでしょうか、2月9日が楽しみです。
筆者個人としては是非、当選者が現れてくれることを願うばかりです。
くじで億万長者になれる、という夢を世間に見せて欲しいという想いがあります。
またこれだけ名乗りでないというのであればお金に目がくらむような人ではない可能性があります。
そうした人であればきっと12億円を有意義に使ってくれるのではないでしょうか。
これが巡り巡って経済を回してもらえれば国内全体の利益となることでしょう。
皆さんは12億円が手に入ったら何をしますか?