日本で恐竜を楽しむならどこか。
答えは福井県。
過去には数多くの恐竜の化石が発掘され、今や恐竜と言えば福井。
福井と言えば恐竜、というほどきってはきれない関係です。
フクイサウルス、フクイラプトルといった福井の名を関する恐竜たちが存在し、他県の追随を許しません。
そんな福井県ですが、恐竜王国を王国たらしめる施設があります。
福井県立恐竜博物館
恐竜好きなら誰もが一度は訪れてみたい施設。
世界三大恐竜博物館の一角を担う、恐竜好きにはたまらない博物館です。
今回は福井県立恐竜博物館と、恐竜の世界を味わうことのできるホテル『ホテルハーヴェスト勝山』についてレビューします。
チケットの取得方法や当日までの道のり、注意点などをまとめてみました。
訪れる前には是非事前にチェックし、万全の状態で訪れましょう!
子供はもちろん、大人でも楽しめる恐竜の世界を体験しましょう。
・博物館へは自家用車がおススメだが公共交通機関も検討できる
・福井駅周辺だけでも恐竜を体験できる
・博物館は時間との勝負
・大人も楽しめる恐竜体験
・『ホテルハーヴェスト勝山』ほ恐竜ルールは一見の価値あり
恐竜県といえば福井。恐竜博物館という世界3大恐竜博物館を要する福井県こそが、日本における最大の恐竜の聖地といえるでしょう。しかし恐竜を取り扱う施設やレジャーは日本各地に存在します。今回は栃木県における『栃木県立博物館[…]
『福井県立恐竜博物館』へは自家用車がいいが…
『福井県立恐竜博物館』へ向かうには様々な移動手段があります。
まずはJR福井駅をスタートした場合、
・公共交通機関のみを利用する場合→電車、バスを使用
・時間を気にせずゆったりと向かいたい場合→自家用車
・移動中も恐竜を味わいたい場合→恐竜列車、恐竜バス などの各旅行会社、公共機関のサービスを利用
今回筆者が利用したのは電車、バスです。
しかし結論を先に書いてしまうと、楽に、手軽に行きたい場合自家用車が一番です。
電車とバスについては発車する本数に限りがあるため、1本でも逃せばその日のスケジュールの大幅変更が避けられません。
特にバスについては博物館へ向かう旅行者が多く、大荷物を持っての移動などは苦労がたえません。
しかしながら筆者は自動車の運転に自身がないため電車・バスを選択しました。
ちなみに博物館周辺は道路は広く、自動車もそこまで多く走っていないため、自動車の運転はしやすそうに感じました。
他方、お金と時間に惜しまない、恐竜尽くしでいきたい、というのであれば恐竜列車や恐竜バスといった専用のサービスを利用するのも
よいでしょう。
こちらは事前の予約やチケットの手配などが必要です。
バスの場合、福井駅から博物館までの直通便です。
博物館のチケットも一緒についてくるお得なチケットもあります。
筆者も当初はこちらを考えていましたが、高額なため断念しました。
最低でも大人が3,000円以上のため、この価格であれば博物館で別のことに使った方が有意義であるとの判断です。
さて福井駅から電車・バスを利用した道順ですが
①えちぜん鉄道を使い、勝山駅まで向かう
えちぜん鉄道はJRに隣接する鉄道となります。
福井駅東口を出て向かって左にあります。
※福井駅周辺にも恐竜がいるため時間があるならチェックしましょう
・福井駅の改札を出るとすぐに恐竜がお出迎え
・時間によって動くトリケラトプス
・西口にはティラノサウルス
・トリックアートもあります
・駅の展望台でも恐竜が鎮座 越前ガニを加えています
本数は30分に1本といった割合。
勝山駅まで約55分かかります。
料金は大人一人あたり820円です。
交通ICカードが利用できるためSuicaなどのカードがあれば事前にチャージしておきましょう。
3車両ほどで多くはありません。
普段は近隣住民の足として利用されているようですが、混雑してはおらず普通に座ることができました。
②勝山市コミュニティバスで『恐竜博物館前』へ向かう
勝山駅のロータリーよりバスは出ています。
勝山駅の周辺にはコンビニなどの商業施設は存在しないため、バスの乗車するまでの時間はひたすら待ちとなります。
ロータリーにも恐竜がいるため待っている間に記念撮影するのもよいでしょう。
バスは小型のため大荷物がある場合は注意です。
勝山駅に戻ってくるのであれば駅にロッカーがあるためそちらを利用しましょう。
※博物館にもロッカーはあります
バスで約15分の道のりです。
後述する『ホテルハーヴェスト勝山』など一部のホテルには博物館までの送迎を行っているところもあります。
こちらが利用できるのがベストです。
ホテル選びの際の判断材料の一つとしましょう。
バスの外をみると恐竜がお出迎え。
街中でも恐竜がいるため、見逃さないようにしましょう。
恐竜!恐竜!恐竜!
博物館に到着したらまずやることは記念撮影です。
入り口近くにティラノサウルスが見えます。
こちらは大阪にあるユニバーサルスタジオジャパンで展示されていたものをこちらに移設したそうです。
入場前の段階であればまだ人は少ないため撮影チャンスです。
撮影が完了したら急いで入り口に向かいましょう。
博物館の開園は9時からですが、9時前から長蛇の列ができています。
筆者が8:30に到着した段階ですでに30人以上の列ができあがっていました。
早くついたからといってどうとなるわけではありませんが、グッズの確保、レストランの利用、ロッカーなどの確保などは
早い者勝ちです。
※ロッカーは博物館に入ってすぐに左にあります。
建物に入った段階であれば入場前でも利用できるため、このタイミングで荷物を預けましょう
これらを考えている場合は早めに並びましょう。
スムーズに入場するためにはチケットも事前に確保しておきましょう。
こちらは博物館の公式サイトより電子チケットが購入できます。
大人は一人あたり1,000円です。
県立博物館としては高額ですが、このクオリティであれば納得できる破格の値段です。
ちなみに常設展とは別にその時だけ開催している特別展もあります。
こちらもせっかくなので合わせてチケット確保しておきましょう。
いざ入場して長いエスカレーターを下りると真っ先に目に入るのがティラノサウルスのロボットです。
こちらは博物館の中心に位置し、撮影のため行列、混雑ができます。
人が少ないと時を狙った撮影しましょう。
不定期で動くため動画の撮影も欲しいところ。
ティラノサウルスの周囲には多くの恐竜の骨格が展示されています。
薄暗い通路をらせん状に歩きます。
一気に恐竜の世界に溶け込むことができ、没入感がすごいです!
展示物をゆっくり眺めると1時間以上はかかります。
恐竜の骨格については子供も大興奮ですが、一方で化石などの展示物については子供は興味が薄い傾向にあります。
このため大人がじっくり見たい反面こうしたところはスルーされがちです。
展示物以外には、化石の清掃の見学や絵本原作のアニメ『かいけつゾロリ』の特別上演などもあります。
そして是非チャレンジしてほしいのがレストランです。
10時から営業しているため、博物か入場後、ざっと一回りしたらすぐに向かってください。
11時の段階になると長蛇の列ができます。
このため少し早いですが10時の段階で昼食をとるようにしましょう。
この段階であればすぐに入ることができます。
恐竜にちなんだオリジナルの料理が多数そろえられています。
小さな子供でも食べられるお子様用の食事も完備されています。
食事が終わったらすぐ隣なるミュージアムショップでお土産をチェックしましょう。
こちらも多くの人でにぎわっています。
レジも必ず並ぶことになるためすばやく欲しいものを確認しましょう。
博物館限定グッズはもちろん、福井駅などで購入できる商品も揃えられています。
帰りの持ち帰りを考慮して、ここでしか買えないものだけを購入しましょう。
なお、ショップは博物館とは別の建物にもあります。
こちらのほうが人は少なく、スペースは広いため博物館内で無理に購入することもありません。
常設展を見終わったら次は特別点です。
こちらは地下にあります。
筆者の場合は『バッドランドの恐竜たち 〜北アメリカの1億年〜』でした。
実物の恐竜の化石がなど、貴重な展示物が多数そろえられていました。
※子供は少々退屈かもしれません
最後に福井産の恐竜たちと記念撮影。
一通り回ってやく2.5時間ほどの時間でした。
大人だけであればもっとじっくりと見てまわることもできます。
時間に余裕がある場合は隣接する『かつやまディノパーク』に行くことをおススメします。
もしかすると小さい子供の場合こちらのほうが喜ぶかもしれません。
『かつやまディノパーク』は福井県立博物館とは別施設となります。
森のなかに恐竜たちが潜んでおり、それらを歩きながらめぐるというテーマパークです。
1週約30分ほどのため手軽に楽しめます。
このためこちらでも入場料が必要です。
博物館と比べると人は少ないためすんなりと入ることができます。
施設内にはちょっとした遊園地が備えられているほか、昆虫ツアーや恐竜迷路など他にも楽しめる施設があります。
博物館と一緒に是非回ってみましょう!
恐竜好きの部屋『ホテルハーヴェスト勝山』
博物館で楽しんだ後はホテルでも恐竜を楽しみましょう。
福井県内には多くのホテルが恐竜仕様の特別な部屋を提供しています。
その一つ『ホテルハーヴェスト勝山』について感想を述べます。
『ホテルハーヴェスト勝山』は全国に点在する『ホテルハーヴェスト』の一つです。
前の前にはゲレンデが広がっており冬にはスキーができます。
このためかホテルという名前であるのの建物自体は大きなロッジ、冬山の巨大なコテージといった印象です。
博物館からは自動車で10分ほどと近くにあるため、ホテルで宿泊→翌日朝いちで博物館というルートが検討できます。
博物館への無料送迎も行っており、まさに恐竜好きならではのホテルといった印象です。
チェックインすると子供へのプレゼントとして恐竜のフィギュアをいただけます(ガチャガチャで500円ほどの品?)。
として今回止まる部屋は「恐竜ラボ(研究室)ルーム」です。
シングル別途×2、和室に布団を3枚を敷けるため最大で5人ほど宿泊できます。
入り口も専用のドアとなっており、ネームプレートも設置できます。
部屋の中には小さな子供のコスプレ用として白衣も備えられています。
こちらのドアと一緒に撮影できれば気分は恐竜博士!
部屋の中にも恐竜だらけです。
恐竜に関する書籍やグッズも展示されています。
1泊あたりおとな2人で約5万円と少々値ははります。
部屋は大きく綺麗で何より恐竜ずくしであることを考えるとそれもやむなしといったところです。
予約は半年前から可能です。
予約開始と同時にすぐに埋まってしまうため、宿泊する場合は半年前から検討しましょう。
楽天トラベルなど旅行代理店からの予約も可能ですが、ホテルの公式サイトから申し込んだほうが
早めに予約はできるようです。
魅力なのは部屋だけでなく、お風呂は天然お温泉完備食事はバイキング形式とホテルの利用としても大満足できます。
博物館を訪れる場合は是非こちらのホテルの利用も合わせて検討ください!