以前訪れたのは、恐竜好きの聖地ともいえる
福井県立恐竜博物館。
そして今回足を運んだのが、熊本県にある
御船町恐竜博物館。
同じ“恐竜博物館”という名前でも、規模も特色もまったく異なる。
結論から言えば、比較してはいけない。
ここはここで、しっかり魅力のある施設だ。
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●博物館の概要
御船町が恐竜の町として知られるきっかけは、1979年。
小学1年生が発見した歯の化石だった。
その化石は後に、日本初の肉食恐竜化石「ミフネリュウ」として注目される。
ここから町をあげて恐竜をPRするようになり、現在の博物館へとつながっている。
・入館料:大人450円
(後述の割引券利用で50円引き)
・滞在時間の目安:最大でも1時間程度
恐竜専門の博物館であり、規模はコンパクト。
福井の巨大施設をイメージして行くと、正直ギャップはある。
ただ、その分ぎゅっと凝縮された展示が楽しめる。
●アクセス
熊本空港から公共交通機関で向かう場合のルートは以下。
熊本空港
→ 熊本県庁エリア
→ 御船町恐竜博物館前
空港からはリムジンバスで県庁前へ(約40分)。
支払いは
・後払い(現金)
・クレジットカードのタッチ決済
券売機でも購入可能だが、行列ができやすい。
領収書が必要な人以外は、車内後払いがおすすめ。
注意点として
交通系ICカード(SUICAなど)は利用不可。
利用できるのは“くまモンのICカード”のみ。
県外から訪れる場合は、タッチ決済可能なクレジットカードが実質必須。
県庁前で降りると、道路向かい側に次のバス停がある。
ここから熊本バスK2-4「甲佐」行きに乗車し、「御船町恐竜博物館前」まで約1時間。
※熊本バスは「K2-4」のように英数字で経路表示されるので、番号確認は必須。
なお、道の段差が時折激しく、酔いやすい人は注意。
県庁前にはラーメン店があり、熊本名物「太平燕」も食べられる。
●博物館の見どころ
ジオラマ展示
熊本県御船町で発見された化石の証拠をもとに、白亜紀後期の生態系を復元。
規模は大きくないが、地域性が感じられる展示。
骨格・頭蓋骨模型
館内には
・ティラノサウルス
・アクロカントサウルス
・トリケラトプス
など有名どころの模型が並ぶ。
さらに
・アニマンタルクス
・コンコラクトル
といったマイナー種まで展示。
展示の大半は模型だが、一部はアメリカ・モンタナ州で発掘された本物の化石。
コンパクトながら迫力は十分。
ライブ・ミュージアム
研究と展示が同居する構成が特徴的。
化石のクリーニングや分析の現場を間近に見られる。
“研究が今も進んでいる”ことを実感できる空間。
体験型イベント
・化石博士認定プログラム
・化石クリーニング体験
・館内冒険
・ルーンを使った謎解き
・化石教室
・地層観察
年間を通じて多彩。
子ども連れには特におすすめ。
屋外エリア
隣接エリアで化石発掘体験も可能。
物販コーナーでは地元特産やコラボ商品も販売。
合わせて行きたいスポット
熊本県庁前
漫画『ONE PIECE』のルフィ像が設置されている。
熊本地震復興支援の一環として、県内各地に像が設置されている。
恐竜博物館へ向かう前後に立ち寄るのもおすすめ。
恐竜公園
博物館近くの公園。
恐竜像が複数あり、写真スポットとして優秀。
博物館の入場料割引チケットを配布しているため、事前による方がいい。
恐竜遊具もあり、子どもは確実に喜ぶ。
隣接する事務所では
・恐竜グッズ販売
・名物「恐竜ソフト」
さらに、博物館の割引券も配布している。
先に立ち寄るのが賢い回り方。
●まとめ
御船町は町全体で恐竜を推している。
雰囲気は非常に良い。
ただし、
福井県立恐竜博物館
と比較してはいけない。
規模は小さく、滞在時間も1時間未満。
その分、恐竜公園や周辺スポットとセットで楽しむのが正解。
展示物はコンパクトながら迫力があり、満足度は高い。
“町の恐竜博物館”としては、十分に魅力的な施設だった。